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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.05.18 00:00
更新日: 2018.02.16 23:56

SF第2戦富士:レース1はオリベイラ完勝。一貴が2位


 全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦富士は18日、25周の決勝レース1が行われ、ポールポジションからスタートしたジョアオ-パオロ・デ・オリベイラ(LENOVO TEAM IMPUL)が優勝。2位には中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が入った。

 金曜日、土曜日に続き快晴に恵まれ、絶好のレース観戦日和となった全日本選手権スーパーフォーミュラ第2戦富士の決勝レース1。ピットストップ義務がないスプリント25周の決勝レース1は、気温22度、路面温度33度というコンディションの下、10時5分にフォーメーションラップのスタートが切られた。

 注目のスタートでは、ポールポジションのオリベイラが好スタートを決める一方、2番手スタートのロイック・デュバル(KYGNUS SUNOCO)、3番手スタートのアンドレ・ロッテラー(PETRONAS TOM'S)が遅れ、好ダッシュを決めた中嶋一貴(PETRONAS TOM'S)が2番手に浮上。オリベイラ、一貴、デュバル、国本雄資(P.MU/cerumo・INGING)と続いていく。

 一方、スタート直後の1コーナーでは8番手スタートの山本尚貴(TEAM無限)が接触されスピンを喫し、1周目13コーナーでは自己最高位の6番手スタートだった平川亮(KYGNUS SUNOCO)が石浦宏明(P.MU/CERUMO・INGING)に接触される形に。2台ともストップを喫してしまった。また、最後尾スタートの小暮卓史(NAKAJIMA RACING)のマシンから火が上がるなど、波乱のオープニングラップとなる。

 1周目を制したオリベイラは着実にマージンを築く一方、スタートで出遅れたロッテラーはすぐに国本をかわすと、少しずつ3番手のデュバルに接近。しかし、デュバルはしっかりとロッテラーとの差をコントロールし、付け入るスキをみせない。

 トップのオリベイラはジワジワと一貴との差を築くと、最後まで完璧な走りをみせそのまま25周のレースを走りきりトップでチェッカー! 第1戦の不運を払拭する今季初勝利、スーパーGT第2戦富士に続くインパルらしい勝利を飾った。2位は同様に第1戦で不運となった一貴、3位は開幕ウイナーのデュバルとなった。ホンダ勢の最上位は、18番手グリッドからジャンプアップを果たしたビタントニオ・リウッツィ(HP REAL RACING)の8位となった。

 タイヤ交換義務があるレース2は14時30分にスタート、35周で争われる。