レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2013.08.05 00:00
更新日: 2018.02.16 17:48

SF韓国戦中止の代替は?「最終戦前に開催したい」


 全日本選手権スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションの白井裕社長は3日、第4戦ツインリンクもてぎで開催されたメディア向けの“サタデーミーティング”で、第5戦として予定していた韓国・インジェ戦の中止について触れ、代替レースについて「検討している」と語った。

 スーパーフォーミュラは今季、初めて韓国でのレースを第5戦として予定していたが、開催まで1ヶ月となった7月24日の時点で、韓国側から「電話で(白井社長)」中止が要請され、それまで多くの面で開催に向け協力してきたJRPとしては、損害が大きくなる前に中止を決定していた。

 インジェ・スピーディウムについては、建設出資者であるテホン建設、ポスコ、運営出資者のKRF、金融出資者科学技術者共済会など4社が出資してサーキット運営会社を設立したものの、運営権や所有権をめぐって混乱があり、8月4日に開催されたアジアン・ル・マン第1戦も、暫定的な組織で運営されたという。

 こうした状況もあり、JRPとしては来季の開催や、発生した損害に関して等、まだインジェ側の組織が固まっていないこともあり、交渉が進められない状況だという。しかし、今季は全7戦でFIA国際自動車連盟、JAF日本自動車連盟に対し申請が行われており、選手権として代替レースを開催する必要がある。