更新日: 2018.02.23 11:40
SGTの12年規則に外誌も注目 DTMとのコラボにはオペルも参加?
9日、JAF日本自動車連盟から発表されたスーパーGTの2012年GT500車両規則については、4ドア車の容認や空力開発の制限、エネルギー回生システムの使用可などが大きなポイントとして挙げられるが、これについてヨーロッパのメディアではDTMとの車両規則統一案が進んでいる兆候であると報じられている。
JAFから発表された2012年のGT500車両規則については、オートスポーツwebで既報の通りベース車両として4ドア車が認められたこと、駆動系にエネルギー回生システムが認められたこと、前後バンパー、フェンダー等に開発制限が加えられたことなど大きな変更点が目につく。
これについてRaceCar Engineeringやロシアのwww.auto-sport.ruなどでは、この新規則案がDTM車両のスーパーGT参戦への門戸を開くものであるとし、DTM、スーパーGTの車両規則統一案が現れたものであると報じている。
また、www.auto-sport.ruでは、DTMを運営するITRのハンス-ベルナー・アウフレヒト代表のコメントとして、すでにDTMと米グランダムシリーズとの間で車両規則統一が合意し、グランダムのレースにDTM車両が出場すると報じている。
さらに、RaceCar EngineeringやMotorsport Aktuellによれば、このDTM/スーパーGT/グランダムのコラボレーションにオペルが興味を示しており、ウイリアムズとコラボレーションして今後2ヶ月以内に発表されるのではないかと噂されている。もしDTM/スーパーGTに参戦する現在のメーカーがそのままとすれば、同一車両規則にレクサス(トヨタ)、ホンダ、ニッサン、メルセデスベンツ、アウディに加え、BMW、オペルが参加する壮大なレースが実現することになる。