更新日: 2018.02.17 03:17
SGT第7戦タイ:金曜走行は驚きの結果に。勢力三分
スーパーGT史上初めてのタイでの開催となった、ブリーラムに建設された新サーキット、チャーン・インターナショナル・サーキットでの第7戦。初めての開催ということもあり、ひさびさに金曜日からフリープラクティスが行われた。
15時からの2時間の走行開始に先立ち、12時10分からコースインスペクションの時間が設けられ、多くのスーパーGTドライバー、チームがコースを歩行。サーキットレイアウトや路面について感触を確かめながら、15時からの走行に向けて時間を過ごしていった。
迎えた15時からの走行では、新コースを少しでも早く習熟しようと多くのマシンがコースイン。ピットイン〜アウトを繰り返しながら、少しずつペースを上げていく。グランドスタンド、そしてターン1、2〜3、最終コーナーとスタンドが設けられているが、金曜走行から多くの地元ファンがスタンドに入っており、初めてのスーパーGTに高い関心が感じられた。
途中、ターン2やターン7あたりで多くのコースアウトが見られたものの、広大なランオフエリアということもありアクシデントは発生せず。ただ、開始40分というところでターン2にパーツが飛散したため、一度赤旗が提示される。
その後、大きなアクシデントはなくセッションが進んでいくが、GT500クラスでは勢力図がくっきりと分かれていく。ニッサンGT-RニスモGT500がトップ4を占め、ホンダNSXコンセプト-GTが5〜9番手に。レクサスRC Fがテールエンドに固まっていくという、3ワークスがタイミングモニター上でくっきり分かれていく非常に珍しい光景になっていったのだ。