TOCHIGI LeBeaussetが今季活動発表。F3も再挑戦

　栃木県茂木町に本拠を置くTOCHIGI Le Beausset Motorsportsは18日、2013年の参戦体制を発表した。今季もスーパーフォーミュラに嵯峨宏紀を擁し参戦するほか、スーパーFJ、FCJにも参戦。また、今季は全日本F3にも岡山戦から復帰する。

　ジュニアフォーミュラで長年活躍、2011年からフォーミュラ・ニッポンへのステップアップを果たしたル・ボーセ。今季も栃木県ならびに茂木町のPR活動を行い、“元気度日本一 栃木”をアピールするべく、チーム名をTOCHIGI Le Beaussetとして地域経済の活性化へ貢献すると同時に、地域の人々に夢や感動を与えることを目指して継続的にモータースポーツ活動を行っていく。

　スーパーフォーミュラでは、今季も嵯峨とともに参戦。「トップフォーミュラへの参戦は3年目になりますので、今年は結果を残す勝負のシーズンだと思っています。チームも少しでも良い結果を出すべく連日のハードワークをこなしてきてくれていますし、今年は昨年果たすことのできなかったQ2進出とポイント獲得はもちろんのこと、いつでも前を狙っていく攻めのレースをしていきます」と嵯峨は意気込みを語る。

　また、全日本F3では、21歳の小河諒を擁しダラーラF308／3S-GEというパッケージで、Nクラスに参戦する。「プロの世界に足を踏み入れたことを自覚し、高い意識を持って生活を送っていきます。がむしゃらに、貪欲に、チャンスを活かす。まさしく一走入魂でシーズンを戦います」と小河。

　さらに昨年に続き参戦するスーパーFJもてぎ選手権では、久保凜太郎と長谷川優太というふたりがTOCHIGI LeBeaussetのマシンをドライブするほか、フォーミュラチャレンジ・ジャパンで山下健太がサポートドライバーとして参戦予定。今季はスーパーFJ、FCJ、F3、そしてスーパーフォーミュラと、フォーミュラのほぼすべてのカテゴリーに挑戦することになった。