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F1ニュース

投稿日: 2009.05.19 00:00
更新日: 2018.02.15 13:16

US GPE、新車デビューは11月? ドライバーはアメリカ人ペアに


 US GPEのチーム代表は、もし2010年F1へのエントリーが承認されれば、11月にはマシンを走らせる可能性があり、ドライバーラインナップはアメリカ人でそろえたいと発言した。

 ピーター・ウインザーとケン・アンダーソンのこのチームが本当にF1に参戦するのか疑問を呈する人々もいるが、6月12日に2010年の新規チームが発表され、US GPEがこの中に入っていれば、すべてのシステムを機能させるとアンダーソンは言う。F1エントリーの追加枠は3枠であるが、そこに10以上の新規チームが申請を行う可能性があると見られている。

「何よりもまず、エントリーが認められなければならない」とアンダーソンはF1公式ウェブサイトに語った。
「我々は最初のエントリーを昨年の12月に行った。5月22日から6月12日の間はどきどきするね。受け付けが始まり、6月12日には参戦できるかどうかが分かる」
「我々が承認されるという自信はあるので、マシンは今CFDの作業を行っている。6月12日の発表を受けて、我々はパーツの製作を始める。製造機械はそのころまでに到着する。我々は100パーセントの風洞モデルを手にする最初のF1チームのひとつとなるだろう。フルスケールでマシンを開発するのが最もいい方法だ。本物のマシンに本物のパーツを付けられる。その作業は9月末になるだろう」
「マシンとサスペンションのトーチャーテストは10月か11月ごろになる。エンジン製作の進み具合によるが、1月の最初の週にはマシンを走らせることになるだろう。しかしすべてが完璧にいけば、11月か12月にはマシンを走らせたいと考えている」

 関心が集まるドライバーラインナップについては、ウインザーは、ふたりともアメリカ人ドライバーを起用することになりそうだとほのめかした。
「最初の時点から、ケンと私はふたりのアメリカ人ドライバーを起用するという考えを持っていた。アメリカ製のマシンを走らせる、アメリカのチームになるのだ。ふたりのアメリカ人ドライバーを起用してもいいんじゃないかな」
「ライアン-ハンター・レイ、ジョナサン・サマートン、ダニカ・パトリック、グラハム・レイホール、AJ.アルメンディンガーなど、シングルシーターで活躍している優れたアメリカ人ドライバーは何人かいる。さらに次の世代にも極めて強力な人材がいそうだ」
「(フォーミュラ)BMWで走っているギャビー・チャベス、去年のワールド・フォーミュラBMWチャンピオンのアレックス・ロッシ、デレック・デイリーの息子のコナー・デイリー、イギリスのレースに勝っているジョセフ・ニューガーデン。この4人は皆非常に若く才能も豊かだ」
「今挙げたのは4人だけだが、まだまだたくさんの人材がいる。3カ月前には彼らは自分にF1に参戦するチャンスが訪れるとは思ってもみなかっただろう。そのドアを開ける役割を果たせるというのは、非常に大きな特権だ」


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