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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2014.04.03 00:00
更新日: 2018.02.16 22:46

USCC、円滑なレース進行のため規定を一部見直し


 ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)を運営するIMSAは、今月12日に行われる第3戦ロングビーチを前に、開幕2戦で浮上した課題を解決するべくレース進行上の規定を一部見直すことを明らかにした。

 アメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)とグランダム・シリーズの統合により今年からスタートしたUSCCは、1月のデイトナ24時間で開幕を迎え、先月には第2戦のセブリング12時間が開催。今月12日には第3戦のロングビーチ戦が行われる。ただ、セブリング12時間ではレースの約半分がセーフティカーランとなってしまったほか、ペナルティを下す車両を誤るなどのミスも発生。批判の声も上がっていた。

 こうしたことを受けてIMSAは、セーフティーカーの運用ルールをやコース上の監視体制などを見直すことを明らかにした。

 現在USCCでは、クラス首位のマシンがイエローコーション中にピットストップを行った際、ラップダウンとなっている車両がステイアウトし、ラップバックをすることができる“ラップダウン・ウェーブバイ”というシステムが採用されているが、この適用が制限されることになった。

 新たな規定では、100分間のロングビーチ戦のような、レース時間が2時間30分未満のレースではこの制度は使用されないことに。また、2時間30分以上6時間未満のレースでは、スタートから60分以降の時間帯で、90分間と期間を定めて一度だけ適用されることになる。なお、いずれのレースにおいても、レース終了前30分間は適用されない。