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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.05.04 00:00
更新日: 2018.02.17 07:47

USCC第4戦:9戦ぶりにウエストブルックが優勝


 ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は3日、ラグナセカで第4戦の決勝レースが行われ、スピリット・オブ・デイトナのリチャード・ウエストブルック/マイケル・ヴァリアンテ組90号車コルベットDPが、10号車コルベットDPとの接戦を制し優勝した。

 予選3番手からスタートした90号車は1周目にトップに立つと、14周目までレースをリード。しかし15周目、90号車が周回遅れの処理に手間取った隙をついて、10号車がオーバーテイクし順位を取り戻した。

 10号車はレース中盤まで首位を走行していたが、GTDクラスのマシンがクラッシュしたことでセーフティカーが導入される。このタイミングで10号車はピット作業を行ったが、隊列が整う前にレースは再開。10号車はバックマーカーをかき分けながらのレースを強いられてしまい、90号車にトップを明け渡す形となってしまった。

 首位に返り咲いた90号車は29周に渡りレースをリード。終盤、猛プッシュしてきた10号車に迫られたものの、1.351秒差でトップの座を守りきりトップチェッカー。9戦ぶりの優勝を成し遂げた。3位にはマイケル・シャンク・レーシングの60号車リジェJS P2・ホンダが入っている。なお、マツダLMP2 SKYCATIV-Dレーシングの2台は、70号車が総合7位を獲得。07号車は18周目にリタイアを喫している。

 オレカFLM09のワンメイクで争われるPCクラスでは、ポールポジションからスタートしたRSRレーシングの11号車が、総合でも6位につけてクラス優勝した。

 GTLMクラスでは予選でBMW Z4 GTEがフロントロウを独占。決勝でも速さをみせ、ジョン・エドワーズ/ルーカス・ルーア組24号車が優勝した。前戦ロングビーチで優勝した25号車が2位、911号車ポルシェが3位を獲得した。

 GTDクラスでは、パークプレイス・モータースポーツの73号車ポルシェ911 GT Americaがクラス優勝。2位にポール・ミラー・レーシングの48号車アウディ R8 LMS ultra、3位にチームシアトル/アレックス・ジョブ・レーシングのポルシェ911 GTアメリカが入っている。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています