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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2015.06.30 00:00
更新日: 2018.02.17 09:00

USCC:ワトキンスグレンを90号車コルベットが制す


 ユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)は28日、第6戦ワトキンスグレン6時間の決勝レースが行われ、visitflorida.comレーシングのリチャード・ウエストブルック/マイケル・ヴァリアンテ組90号車コルベットDPが優勝を飾った。

 デイトナ24時間やセブリング12時間など、USCC内の4戦で構成されるノースアメリカ・エンデュランス・カップ(NAEC)の一戦としても名を連ねているワトキンスグレン6時間。ただ、27日の予選は大雨によってキャンセルに。チャンピオンシップでのポイント順にグリッドが決定することとなり、アクション・エクスプレスの5号車コルベットDPがポールポジションを獲得。90号車がフロントロウに並んだ。

 28日の決勝レースでは、ポールスタートの5号車コルベットDPが序盤をリード。その後方では、同じくアクション・エクスプレスの31号車コルベットDPと、90号車が僅差の2番手争いを展開していった。

 その後、タイミングよくピットへ向かったチップ・ガナッシの01号車ライリー・フォードDPがリードを奪うとともに、ウェイン・テイラー・レーシング(WTR)の10号車コルベットDPも首位争いに浮上。アクション・エクスプレスの2台も残り2時間までに再び首位に返り咲くが、その後の降雨で首位に躍り出たのは、スリックタイヤでステイアウトしたWTRの10号車だった。

 一時は25秒までその差を拡げたWTRだったが、その後、路面コンディションの悪化による視界不良などでレースは一時赤旗中断に。そしてリスタート後には、首位のWTRがクラッシュ。代わって01号車フォードDPがレースをリードしたまま、コースはフルコースコーションとなる。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています