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ル・マン/WECニュース

投稿日: 2013.04.15 00:00
更新日: 2018.02.16 15:29

WEC開幕戦はアウディワンツー。可夢偉2位表彰台


 WEC世界耐久選手権第1戦は14日、イギリスのシルバーストンで6時間の決勝レースが行われ、ロイック・デュバル/トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュ組2号車アウディR18 e-トロン・クワトロが、チェッカー間際に1号車アウディを逆転し開幕勝利を飾った。8号車トヨタTS030ハイブリッドが3位。LM-GTEプロクラスでは、AFコルセの71号車フェラーリ458GTEを駆る小林可夢偉がクラス2位に入り、初のWECで表彰台を獲得した。

 前日の雨は上がったものの、強い風が吹く中で迎えたWEC第1戦シルバーストン。スタートこそフロントロウからスタートしたトヨタTS030ハイブリッド7号車、8号車がレースをリードするも、開始から10分後に2号車アウディが立て続きにトヨタ勢をかわしトップに浮上。1号車もそれに続き、レースは序盤からアウディ優勢のペースで展開していく。

 そんな中リードを奪ったのは、アンドレ・ロッテラー駆る1号車。ロッテラーはレースの1/3を過ぎたところでクリステンセンがドライブした2号車に12秒のギャップを築いていく。しかし、1号車はロッテラーのスティント後半に、ハイブリッド駆動を支えるフロントのドライブシャフトにトラブルを抱え、苦しいペースを強いられることになる。1号車はアンカーをブノワ・トレルイエが務め、2号車はマクニッシュが駆ることになるが、チェッカーに向けた最後のピットストップで、1号車がショートストップを選択する一方、直前にラップダウンを避けるためにスピンしたマクニッシュは四輪すべてを交換してピットアウトした。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています