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ラリー/WRCニュース

投稿日: 2015.04.23 00:00
更新日: 2018.02.17 07:35

WRC第4戦シェイクダウン、オジェとミーク最速


 WRC世界ラリー選手権第4戦アルゼンチンは23日、シェイクダウンが行われフォルクスワーゲンのセバスチャン・オジェ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)とシトロエンのクリス・ミーク(シトロエンDS3 WRC)が同タイムを記録した。

 第3戦メキシコから約5週間のインターバルを経て開催されるラリー・アルゼンティーナは、首都ブエノスアイレスから700km北西に位置するビジャカルロス・パスで行われるグラベルラリー。スペシャルステージ(SS)の総本数は12本だが、50kmを超えるステージが4本組み込まれている。

 そんな第4戦アルゼンチンのスタート前に、4.59kmのステージでシェイクダウンが実施され、開幕から3連勝しているオジェと今季苦戦が続いているミークが2分30秒9の同タイムを記録した。

 「マシンの感触は素晴らしかった。本番のSSとは路面コンディションがかなり違うけど、楽しんで走ることができたよ」とオジェ。

「今までのキャリアで、アルゼンチンほどタフなラリーを経験したことはない。こういう路面コンディションだと、ラリーを観ているファンは退屈しないんじゃないかな」

「アルゼンチンでは特に、リスクを犯しすぎないことが重要になる。金曜日のオープニングステージはエキサイティングなものになりそうだ。50kmのステージをスプリットタイム表示無しで走らなくちゃいけないからね」

 オジェと同じタイムを記録したミークは、「シーズンをいい形でスタートする事ができなかった。速さはあったけど、それを持続させることができなかったし、何回かミスも犯してしまった。アルゼンチンまで6週間近く時間があったから、一度気分をリセットできたよ」と語った。

 3番手タイムはアンドレアス・ミケルセン(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が記録。4番手にマッズ・オストベルグ(シトロエンDS3 WRC)が入り、5番手にはヤリ-マティ・ラトバラ(フォルクスワーゲン・ポロR WRC)が入っている。

WRC第4戦アルゼンチン シェイクダウン タイム結果
Pos.No.DriverTireMachineTime
11S.オジェMIフォルクスワーゲン・ポロR WRC2'30''9
13K.ミークMIシトロエンDS3 WRC2'30''9
39A.ミケルセンMIフォルクスワーゲン・ポロR WRC2'32''1
44M.オストベルグMIシトロエンDS3 WRC2'32''2
52J.ラトバラMIフォルクスワーゲン・ポロR WRC2'32''6
67T.ヌービルMIヒュンダイi20 WRC2'32''9
78D.ソルドMIヒュンダイi20 WRC2'34''4
86O.タナクMIフォード・フィエスタRS WRC2'34''9
95E.エバンスMIフォード・フィエスタRS WRC2'35''3
1020H.パッドンMIヒュンダイi20 WRC2'36''9