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投稿日: 2016.02.09 00:00
更新日: 2018.02.23 17:22

WTCC王者ロペス、FEアルゼンチン戦でデビュー寸前


 世界ツーリングカー選手権(WTCC)チャンピオンであるホセ・マリア・ロペスは、食中毒に見舞われたDSヴァージン・レーシングのジャン-エリック・ベルニュの代わりにフォーミュラEアルゼンチン戦に出場寸前だったことが明らかとなった。ロペスは、シトロエンのWTCC撤退後の進路にフォーミュラE参戦も考えているようだ。

 2014、2015年とWTCCを圧倒的な強さで制したロペス。2016年もシトロエンから3年連続王者獲得へ向けて参戦するが、今シーズンいっぱいでシトロエンはWTCCから撤退すると言われている。

 WTCCに引き続き残るのか、それとも別のカテゴリーに参戦するのか、ロペスのその後の去就に注目が集まっている。今年初めにはスポーツカー転向を考えていると報道されたが、フォーミュラE参戦にも興味があるようだ。

 ツーリングカーのイメージが強いが、若き日はフォーミュラ・ルノーで経験を積み、ルノーF1の育成プログラムの一員に。2004年にはフォーミュラ3000(旧GP2)にステップアップ。2005、2006年はGP2に参戦していた。また2010年にはF1に参戦するUSF1との契約を発表したが、チームの資金難でロペスのF1参戦も夢と消えた。

 先週末、ロペスの母国アルゼンチンのブエノスアイレスでフォーミュラEが開催。シトロエンの姉妹ブランドDSのゲストしてイベントを訪れていたロペスだったが、DS・ヴァージン・レーシングのベルニュが食中毒で参戦が危ぶまれ、急遽代役に抜擢された。

 シート合わせまで行いデビュー寸前だったが、ベルニュはメディカルチェックを通り復帰。ロペスの参戦はなくなってしまった。


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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