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投稿日: 2013.09.21 00:00
更新日: 2018.02.23 14:40

WTCC鈴鹿:ホンダのミケリスがPP。伊沢はQ1敗退


 21日、WTCC世界ツーリングカー選手権第10ラウンド鈴鹿の公式予選が行われ、ゼングー・モータースポーツのノルベルト・ミケリス(ホンダ・シビックWTCC)がポールポジションを獲得した。

 鈴鹿の東コースを舞台に行われているWTCC鈴鹿は、土曜日15時半からノックアウト方式による予選が行われた。天候は若干日差しが柔らかくなったものの、FP2に引き続き快晴のドライコンディションとなった。

 予選は全車が出走する20分間のQ1で上位12番手までがQ2に進み、13位以下はそこでレース1のグリッドが決定。トップ12の順位が決まるQ2は10分。レース2はQ2トップ10のリバースグリッドで決まり、11、12番手がQ2、13番手以降はQ1の結果が反映されることとなっている。

 最初のQ1では、注目を集めるホンダの伊沢がセッション序盤に6番手タイムをマークし、好調な滑り出しを見せたが、時間とともにライバル勢が次々とタイムを更新していき、気がつけば15番手までポジションを落としてしまう。その伊沢は、上位勢がタイヤの温存でアタックを控える中、最後に新品タイヤを投入してトップ12圏内を目指した。
 しかし、アタックラップでベストタイムを更新できなかった伊沢は、2周連続となった最後のアタックでも最終コーナーで痛恨のコースオフを喫してしまい、目標のQ2進出は果たせなかった。

 Q1のトップは中盤までトップを守っていたミケリスを終盤のアタックで上回ったイバン・ミューラーのものに。ホンダワークスはガブリエル・タルキーニが3番手、ティアゴ・モンテイロは7番手でQ2に進んだ。

 決勝のポールポジションを決するQ2では、ホンダ陣営の一角を担うミケリスが52秒886というタイムでセッション序盤にトップに立つ。このミケリスに終盤、ミューラーやホンダワークスの2台が挑むかたちとなったが、ミューラーは最終アタックの1〜2コーナーでコースオフするミスを犯し、タルキーニもS字でグラベルに飛び出してしまう。また、モンテイロも上位を脅かすタイムは記録できず結局6番手に終わった。

 この結果、シビックWTCCを駆るミケリスがホンダのホームでうれしいポールポジションを獲得。2番手にアレックス・マクドウェル(シボレー・クルーズ)がつけ、前戦ソノマで初PPを手にしたトム・チルトンが3番手となった。ミューラーは4番手、タルキーニ8番手。レース2のポールを手にする10番手は、ジェームス・トンプソンがワンアタックで賭けにでたものの、狙い通りのタイムが出せず12番手となり、その座はメヘディ・ベナーニが手にした。

 日本人ドライバーでは、吉本大樹がQ1中盤までトップ12圏内につけていたが、終盤にノックアウトされると挽回を図ったアタックで何度かコースオフも喫してしまい17番手に。加納政樹(BMW 320 TC)は21番手、フリー走行を終えた段階でQ2進出は難しいと話していた谷口行規は24番手となった。


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