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スーパーフォーミュラニュース

投稿日: 2014.10.15 00:00
更新日: 2018.02.17 03:37

あのジャンパオロ・ダラーラがSF最終戦鈴鹿に登場


 今季、全日本選手権スーパーフォーミュラにはトヨタ、ホンダの新エンジンとともに、ダラーラ製の新シャシーSF14が導入された。SF14は世界中のレースにシャシーを供給するダラーラの技術により高いパフォーマンスを示しているが、そんなスーパーフォーミュラの今季最終戦鈴鹿に、ダラーラの創設者で会長を務めるジャンパオロ・ダラーラが訪問することになった。

 ジャンパオロ・ダラーラは1936年にイタリアのパルマ近郊で生まれ。ミラノ大学で航空工学を学んだ後、フェラーリに加入。F1やスポーツカーレース等で、エンジニアリングアシスタントを務めた。

 その後、マセラティやランボルギーニ、デ・トマソといったイタリアの自動車メーカーに所属しスポーツカー開発やレース活動に携わったジャンパオロ・ダラーラは、その中で名車ランボルギーニ・ミウラを生み出したことでも有名。1972年には、レーシングカーコンストラクターとして『ダラーラ・アウトモビリ・ダ・コンペティツォーネ』を設立した。

 ランチアLC1/LC2などにも携わったダラーラ社は、現在では世界的なレーシングカーコンストラクターとして、フォーミュラカーを中心に世界中のワンメイクレースで広いシェアを誇る。ビッグフォーミュラではSFをはじめインディカーやGP2、F3では世界中のレースでほぼ寡占状態に。その性能は広くドライバー、チームに信頼されている。また、ランボルギーニ・ウラカンGT3等、最新のGTレーシングカー開発にも協力している。

 そんなダラーラ社の創設者で会長を務めるジャンパオロ・ダラーラが、スーパーフォーミュラ最終戦JAF鈴鹿グランプリを訪れる。これを記念して、スーパーフォーミュラを運営する日本レースプロモーションでは公式ホームページ(http://superformula.net)の中で展開中のテクノロジー・ラボラトリー特別編として、予選日夕刻に『ジャンパウロ・ダラーラさん来日記念 ウエルカムレセプション&トークショー』を開催する。