スーパーGTに参戦するTEAM UPGARAGEのレースクイーンを務める「ドリフトエンジェルス」。レースクイーン活動だけでなく、CDをリリースし歌って踊るレースクイーンユニットとして人気を博している。
今年で結成10周年を迎えたドリフトエンジェルスは。妹分ユニットとなる「いもドリ」を2014年以来に復活。織田真実那さん、神尾美月さん、引地裕美さん、安藤麻貴さん、そしていもドリを務める宮瀬七海さん、一希紫音さんの6人体制で活動をしている。
ドリフトエンジェルスは、歌って踊るだけでなく、漫才にも挑戦する一風変わった活動を行っている。全国に中古パーツ店を展開するアップガレージの新入社員研修で、プロのお笑い芸人から漫才を学ぶ研修が行われており、ドリフトエンジェルスもこの研修を受け、コンビを組み自分たちでネタを作って、毎戦イベントステージで披露している。罰ゲームも用意されているので、彼女たちも必死に取り組んでいる。
イベントステージだけにはとどまらず、アップガレージが主催するお笑いライブ「アップアップライブ」にも毎年出演。プロの芸人と一緒に漫才を行っている。
「まずメンタルが強くなります。いろいろなところでライブに出ても、気負けしないというか、喋る力がついていることを実感しますね。ネタを作るので、より仲も深まります」と昨年から継続する織田さん。
2017年にドリフトエンジェルスを務め、今年復帰した神尾さんも、「なんでもやれちゃうかも精神がつきますね。漫才できたから、ほこのこともできるって思うことが増えましたね。難しいダンスも、漫才できたから大丈夫って思えます」とコメント。
漫才に初挑戦するメンバーも楽しみを感じている。
「正直やりたくはなかったです(笑)。でも、実際やってみたら、案外笑ってもらえるというのはうれしかったですね。漫才して、笑ってもらえたらいいなと思って、頑張っています(笑)」と引地さん。
安藤さんは新しい自分を見せれたと語る。
「レースクイーン業界7年目で、もちろん漫才は挑戦したことはなかったです。でも、“まきにゃん”というキャラクターがマンネリしつつあるなと私自身感じていた時に、漫才に挑戦したことで、ファンの方がまだ成長できるんだね、まだ違う一面があるんだねって見てもらえたのが、すごいうれしかったですね。このタイミングでドリフトエンジェルスを務めることができて、新しい一面を見せることができたのがよかったです」と安藤さん。
6人の中では最年少で、レースクイーンも初挑戦の一希さんは、「漫才をすると聞いた時は、最初は面白そうだなって思いましたが、実際やってみると自分が面白いと思ったところを笑ってもらえず、難しさを感じて勉強になりますね」とコメント。
「これまでは、あまり目立つことをしてこなかったんです。でも、ドリエンは逃げることが許されず、やるしかないって感じなので、肝が据わってきた気がしますね。大きい声を出すことも苦手だったのですが、漫才をやることでしゃべることも成長していると感じています」と宮瀬さん。
漫才に挑戦することで、6人それぞれが成長を感じている。レースクイーン活動だけでなく、いろいろな面をファンに見せるドリフトエンジェルス。彼女たちが毎年人気になる理由は、その挑戦する姿にあるのかもしれない。
毎戦、スーパーGTのアップガレージステージでライブや漫才を披露しているドリフトエンジェルス。。罰ゲームも用意されているので、彼女たちも毎戦必死に取り組んでいる。スーパーGT第3戦鈴鹿でも、ぜひ彼女たちのステージを観てはいかがだろうか?