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レースクイーン ニュース

投稿日: 2023.01.18 16:45
更新日: 2023.01.18 16:49

「グランプリの名に恥じぬように……」日本RQ大賞2022グランプリに輝いた名取くるみが語る次なる目標

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レースクイーン | 「グランプリの名に恥じぬように……」日本RQ大賞2022グランプリに輝いた名取くるみが語る次なる目標

 その年の人気No.1レースクイーンを決める「Adam byGMO日本レースクイーン大賞2022」。2022年11月に行われたスーパーGT第8戦での現地投票を皮切りに、ファーストステージ、ファイナルステージを合わせて約2カ月間にわたるレースクイーンたちのレースが繰り広げられた。

 1月14日に東京オートサロン2023のイベントステージで行われた表彰式で、織田真実那さん、名取くるみさん、藤井マリーさん、益田アンナさん、宮瀬七海さんが大賞を初受賞した。

 その中で、栄えある第12代のグランプリの座を手にし、ステージ上で最高の笑顔を見せたのは、Pacific Fairiesとして活動した名取くるみさんだった。

■名前を呼ばれた瞬間は……頭が真っ白に

「私は、あまりポジティブな人間ではないので、正直自分の名前が呼ばれることが想像できていなかったです。発表される前、時間が経つのが長く感じて、(名前を呼ばれた時も)夢の中にいるような、現実じゃない感じで……正直あまり実感がなかったです。『頭が真っ白になる』って、こういうことなんだと思いました」と名取さん。

「でも、(プレゼンターの川瀬)もえちゃんからトロフィーを受け取った時に『グランプリになれたんだ』と感じました。“青から青へ”ということで、(Pacific Fairies同士でグランプリを)つなぐことができて、安心しました」と、川瀬さんからトロフィーを受け取り、それまで胸の内に留めておいた想いが溢れ出すかのように、涙がこぼれていた。

 昨年は、同じPacific Fairiesの川瀬もえさんがグランプリを獲得し、今回名取さんが受賞したことで、同一レースクイーンユニットが2年連続で大賞のグランプリに輝くという史上初の快挙となった。

 グランプリの発表とトロフィーのプレゼンターを務めた川瀬さんは、チームカラーでもある青のドレスを身にまとって登場。今回も投票期間中は、彼女たちを応援するファンの間で“青から青へ”という合言葉がSNS上で多数投稿されていたのだが、まさにそれを体現する瞬間だった。

 しかし、名取さんにとっては“青から青へ”というキーワードが、プレッシャーとして大きくのしかかっていたようだ。

■初めての大賞挑戦に不安とプレッシャーの連続

 2021年度は新人部門と大賞ともに川瀬さんがダブル受賞をする快挙を達成。さらに6、7月に行われた2022年度の新人部門では七瀬ななさんが頂点に輝き、Pacific Fairiesから連続してグランプリが誕生していた。

「2021年はもえちゃん、2022年の新人部門では七瀬ななちゃんと、Pacific Fairiesがずっとグランプリをいただいていたので、『ここで止めるにはいかない!』というプレッシャーはもちろんありました」

「あと、私はレースクイーンだけではなくて、他のジャンルでも活動しているので、そういう部分でファンの方やSNSのフォロワーの数は、他の人より多いと言われてきていました」

「そのぶん、見せかけだけの人気ではないということを証明したいなと思って頑張ってきて……、それがグランプリという形になって良かったです。とりあえず安心しています」

 名取さんは、2021年度に新人賞を獲得し、大賞への挑戦は今回が初めてだった。挑むからにはグランプリ獲得を見据えて、毎日のライブ配信やSNSなどで投票の呼びかけに力を入れてきたが、新人部門とは違った雰囲気に最初は圧倒されていたようだ。

「新人部門は、初めて挑戦するレースクイーンだけで、みんな同じスタートラインだったので、気持ち的にも前向きに『挑戦しよう!』という感じでした。大賞となると、トップレースクイーンの方々がたくさんいらっしゃる中で挑んでいくので、重みが全然違いました。何と言っても、もえちゃんが獲っているから、次も獲らないといけないとか……プレッシャーも一緒に付いてきていたので、挑み方は明らかに違いましたね」

 投票期間中はプレッシャーや不安との闘い続けていた名取さん。ファイナルステージの期間中には、こんなこともあったという。

「私はあまり体調を崩さないタイプなんですけど、年末に一気にガタがきてしまいました。普段はストレスとか感じないタイプなんですけど、知らぬ間にプレッシャーとかを感じていたのかなというのはありますね。本来、年末年始というのは楽しい時期だと思うんですけど、今回は引きこもっていました(苦笑)」

「本当に(投票期間中は)夢にも出てくるくらいで、寝られないこともありました。表彰式の前日もずっと上の空で『早く表彰式当日が来てほしい……』という感じでした。これで、ようやく熟睡できます」

 そう語った名取さんは、表彰式終了後も、多数の関係者から祝福の言葉をかけられていたが、どこか力が抜けた様子で、安堵の表情を浮かべていたのが印象的だった。

2021年グランプリの川瀬もえさんからトロフィーを受け取り涙をこぼす名取くるみさん
2021年グランプリの川瀬もえさんからトロフィーを受け取り涙をこぼす名取くるみさん

グランプリ獲得の想いを語る名取くるみさん
グランプリ獲得の想いを語る名取くるみさん
グランプリ獲得の想いを語る名取くるみさん
グランプリ獲得の想いを語る名取くるみさん

■自身の経験、周囲のサポート、チームメイトへの想いを糧に突き進む


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