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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2023.12.13 07:30
更新日: 2023.12.12 23:02

ERC70周年記念“G.O.A.T”投票、時代を超えた選出で最優秀ドライバーはジャンドメニコ・バッソに栄冠

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ラリー/WRC | ERC70周年記念“G.O.A.T”投票、時代を超えた選出で最優秀ドライバーはジャンドメニコ・バッソに栄冠

 マッズ・オストベルグ(シトロエンC3ラリー2)が復活勝利を挙げた2023年最終戦『ラリー・ハンガリー』以降、この11月からの約3週間を掛けてファン投票が実施されていたERCヨーロッパ・ラリー選手権の70周年記念企画『ERC Greatest Driver of all time』の結果がシリーズ公式サイトで発表され、歴代チャンピオンから選出された16名の頂点に、イタリア出身の名手ジャンドメニコ・バッソが選出されている。

 ファンが自分たちの観点から最も優れたERCドライバーを決定する“G.O.A.T(Greatest Of All Time)”選挙は、チャンピオンシップ70周年記念の一環として実施。シリーズで2冠を達成し、かつてのJWRC(ジュニアWRC)でも活躍したP-G・アンダーソンや、シモン・ジャン=ジョセフ、ルカ・ロセッティら時代を超えた16名が、ERCグレイテストドライバー投票の候補者として選出されていた。

 その得票数とデータに基づき12名に絞られたのち、トーナメント方式の勝ち抜きで選抜されていった候補は、それぞれ準決勝を勝ち上がったバッソと、2015年から2017年にかけて前人未到のERC3連覇を決め、近年はWRC世界ラリー選手権WRC2クラスを主戦場とするカエタン・カエタノヴィッチの頂上決戦となっていた。

 このグランドフィナーレで実に85%の得票を集めた現役の“職人”バッソが、栄えあるERC史上「最も偉大なドライバー」に決定した。

 そんなバッソは、この7月末に地元開催となった第6戦『ラリー・デ・ローマ・キャピタル』でも、国内選手権登録ながら総合初のERC勝利を挙げた34歳のアンドレア・クルニョーラとの勝負を繰り広げ、シュコダ・ファビアRSラリー2で2位表彰台を獲得するなど、自身50歳を迎えた現在も第一線でのドライブを続けている。

 当時はIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)として開催されていた2006年に自身初のヨーロッパチャンピオンを獲得、前輪駆動のフィアット・プント・スーパー1600や、S2000規定のフィアット・プント・アバルトの開発と熟成を担うなど、名門アバルトのファクトリーチーム契約ドライバーを長く務めてきた。

 欧州選手権格式で通算52回の出走のうち、20勝と32回の表彰台を獲得したイタリアを代表するラリーストは、自身もドライバーとして活躍を演じるかたわら、現在は新星アルベルト・バティストーリらを含む次世代の才能を指導する役割もこなしている。

欧州選手権格式で通算52回の出走のうち、20勝と32回の表彰台を獲得したイタリアを代表するラリースト、ジャンドメニコ・バッソが栄冠に輝いた
欧州選手権格式で通算52回の出走のうち、20勝と32回の表彰台を獲得したイタリアを代表するラリースト、ジャンドメニコ・バッソが栄冠に輝いた
IRC時代は名門アバルトのファクトリーチーム契約ドライバーとして、S2000規定のフィアット・プント・アバルトなどの開発と熟成を担った
IRC時代は名門アバルトのファクトリーチーム契約ドライバーとして、S2000規定のフィアット・プント・アバルトなどの開発と熟成を担った
この7月末に地元開催となった第6戦『ラリー・デ・ローマ・キャピタル』でも、国内選手権登録ながら総合初のERC勝利を挙げた34歳のアンドレア・クルニョーラとの勝負を繰り広げ2位表彰台を獲得
この7月末に地元開催となった第6戦『ラリー・デ・ローマ・キャピタル』でも、国内選手権登録ながら総合初のERC勝利を挙げた34歳のアンドレア・クルニョーラとの勝負を繰り広げ2位表彰台を獲得

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