WRC世界ラリー選手権第4戦フランス(ツール・ド・コルス)は4月9日、SS9〜10が行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が今季初優勝を飾った。
現地8日に行われたSS5〜6でトップタイムを記録する快走をみせたヌービルは、SS6で暫定首位につけていたクリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)がエンジントラブルでリタイアしたこともありトップに躍り出た。
その後はセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)と2.2秒差の優勝争いを繰り広げたが、SS8でオジエにギヤトラブルが発生。ヌービルは大量38.9秒のマージンで競技最終日に臨んだ。
そのヌービルはSS9でもトップタイムを記録すると、最終SS10はステージ5位で完走。今季開幕2戦でクラッシュなどから取りこぼしていた勝利を手にすることとなった。
また、ヒュンダイにとっても、これが今季初優勝。新型WRカーで争われる2017年シーズンは開幕4戦ですべて異なるメーカーが勝利を収めたことになる。
■オジエにまたもトラブル。総合2位争いは激戦に
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