ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.04.10 18:09
更新日: 2017.04.10 18:10

ラトバラ「最終SSは完璧に近い。ドリフトでファンを驚かせた」/WRC第4戦フランス デイ3コメント


ラリー/WRC | ラトバラ「最終SSは完璧に近い。ドリフトでファンを驚かせた」/WRC第4戦フランス デイ3コメント

 WRC世界ラリー選手権第4戦フランス(ツール・ド・コルス)は4月9日、SS9~10が行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が今季初優勝を飾った。

■Mスポーツ

●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC):総合2位

2017WRC第4戦ツール・ド・コルス セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)
2017WRC第4戦ツール・ド・コルス セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)

「波乱万丈な週末だったよ! 調子が良い時と悪い時の変動がたくさんあったけど、チャンピオンシップに向けて多くのポイントを稼ぐことができたし、好調のまま終わることができて嬉しい」

「自分たちのペースにも満足している。物事が正しい方向に動いてきているね。時にはセットアップで苦戦したけど、正直に言ってマシンは悪くなかったし、良いパフォーマンスを発揮できていたと思う」

2017WRC第4戦ツール・ド・コルス セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)
2017WRC第4戦ツール・ド・コルス セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)

「僕たちはティエリーに挑戦して勝てるペースがあった。テクニカルトラブルの前は彼とはたった2秒差だったんだ。もちろん今週末のようなストレスの多いラリーを繰り返さないように、やるべきことがあるけどね」

●オット・タナク(フォード・フィエスタWRC):総合11位

「調子に変動があるラリーだった。ここは僕があまり得意ではないコースのひとつだから、オープニングステージを通して速さを出せたのは本当に良かったよ。ターマックを得意とするドライバーたちと同じペースを出せたし、今回初めてこの曲がりくねったコースを本当に楽しんだんだ」

「だからコースを外れてしまった時は辛かった。空っぽな気分になったが、でもポジティブな面を見るようにしなければいけない。多くのことを学んだし、僕のペースは過去数年のペースに比べたらはるかに強力なものになっている」

「結果は自分たちの求めていたものではないけれど、ペースは良かったし、より強くなって戻ってくるよ。今はもう第5戦アルゼンチンでプッシュすることに焦点を当てているからね!」

●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC):総合21位

「このコースは僕のお気に入りのひとつで、いい結果を出すために挑戦していたから、好成績を残せなかったことには落胆している。初日のトラブルや昨日のミスは、単に(今回は)僕たちのラリーではなかったというだけだ」

「でも無駄な週末だったわけではないよ。次のターマックラリーでより強力に走れるように多くを学び、たくさんのデータを集めたからね。今はもうラリー・アルゼンチンに集中している。そこで火花を散らして戦うよ!」

■ヒュンダイ/ヒュンダイ・モータースポーツ

●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC):総合1位

2017WRC第4戦ツール・ド・コルス ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)
2017WRC第4戦ツール・ド・コルス ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)

「この週末コルシカで優勝することができて素晴らしい気分だ。優勝の喜びを僕たちとともにたくさんの人が味わっていると思うけど、とりわけヒュンダイ・モータースポーツのチーム全員がそうだろうね」

「彼らはラリー・モンテカルロとラリー・スウェーデンでも、しっかりサポートしてくれていて本当にありがたく思っている。この優勝は僕たち全員のものだよ! 今回のラリーは金曜日にいくつかトラブルがあり大変なスタートを切ったけれど、手際よく対処していき、さらに強力になって競技を続けることができた」

「ダニ(・ソルド)も総合3位でフィニッシュし、僕たちはタイトル争いに戻れるよう着実にポイントを獲得してきた。素晴らしい週末だったよ」

●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC):総合3位

「(最終日の)午前中最初のステージでセバスチャン(・オジエ)から総合2番手の座を奪ったけど、この順位を維持するのは大変だと分かっていたんだ。僕たちはできる限りハードにプッシュしたし、今週末を表彰台でフィニッシュすることができてとても満足している」

2017WRC第4戦ツール・ド・コルス ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)
2017WRC第4戦ツール・ド・コルス ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)

「マシンをドライブしているフィーリングと実際に記録するタイムに差があり、宝くじを引いているような気分だった。奇妙なラリーだったと言える」

「今日の僕たちの目標は総合3位の座を守ることで、その目標を達成することができた。チームにとって素晴らしい結果だったし、次のグラベルラウンド(第5戦アルゼンチン)では、この流れを維持したいね」

●ヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC):総合6位

「最終日の午前中に僕たちが集中していたのは、マシンを無事にフィニッシュまで持っていくことと、もう少しポイントを獲得することだった。僕たちにとっては学びの週末だったけど、ポジティブな面も見る必要がある」

「結果には表れていなくても、今週末は上位チームに近づいて戦っていたし、昨年のツール・ド・コルスでの走行から改善が見られたところがあったんだ。もちろんまだ学ぶことはたくさんあるけれど、僕たちは進歩している。前を向いて次のラリーを見据えなくちゃいけない」

「第5戦アルゼンチンはグラベルイベントで有利な出走順になるだろうから、さらに役目が果たせるように努力するよ。ティエリー(・ヌービル)とニコラス(・ギルソウル)、それにチームのファクトリーにいるスタッフたち、優勝おめでとう」


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