シトロエンからWRC世界ラリー選手権に参戦しているクリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)はポイントランキングの順位ではなく、ひとつでも多くの勝利を掴むことを優先すると語った。
チームのエースドライバーであるミークは、3月の第3戦メキシコこそ優勝したものの、第1~2戦、第4戦ではデイリタイアしており、現在ポイントランキング7番手。トップのセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)とは61点差をつけられている。
第1戦モンテカルロ、第2戦スウェーデンではチーム全体としても苦戦を強いられたが、ミークは第4戦ツール・ド・コルスでは速さを披露。エンジントラブルでリタイアするまで、総合首位につけていた。
ミークは「マシンのペースには自信がある。しかし、ここまでの4戦中3戦でノーポイントに終わり、ランキング7番手につけている状態では、波に乗っているとは言い難い」と現状を表現する。
「シーズン開幕前には戦略も立てていたし、(チャンピオン獲得に向けた)プランも複数練っていた。しかし、どれも役に立たなくなってしまったよ」
「今は戦略など考えず、ひとつでも多くのラリーで勝つことだけを考えている」
■好調若手のブリーン「少し現実離れした気分」
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