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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.04.30 13:00
更新日: 2017.04.30 13:02

WRCアルゼンチン:首位エバンスにトラブル相次ぐ。トヨタ勢は堅実な走りでポジションアップ

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ラリー/WRC | WRCアルゼンチン:首位エバンスにトラブル相次ぐ。トヨタ勢は堅実な走りでポジションアップ

 WRC世界ラリー選手権第5戦アルゼンティーナは4月29日、SS10〜15のデイ3が行われ、エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)が暫定トップを維持。しかし、11.5秒後方にティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が迫っている。

 前日、1分近いリードを築いていたエバンスだが、この日は午前中の走行から不運に見舞われる。オープニングのSS10こそ、ステージトップタイムだったものの、SS11〜12と2SS連続でスローパンクチャーが発生。スペアタイヤに履き替えて走行を続けたが、総合2番手とのギャップが44.1秒まで減少した。

 サービスを挟んで行われた午後の走行では、ステージ走行中にマシンのディフューザーを失う不運があり、エバンスはリヤスタビリティに不満を訴える。

 この影響でペースを上げられないエバンスは、SS14で15.1秒、SS15で18.9秒もの遅れを取り、総合2番手に浮上したヌービルに11.5秒差まで迫られた。

2017WRC第5戦アルゼンティーナ マッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタWRC)
2017WRC第5戦アルゼンティーナ マッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタWRC)

 前日、総合2番手だったマッズ・オストベルグ(フォード・フィエスタWRC)は、午前中ハンドブレーキに問題を抱えたほか、川渡りのウォータースプラッシュではディフューザーを破損。マシンバランスが崩れてしまい、ペースを上げられず総合11番手までポジションを落としている。

2017WRC第5戦アルゼンティーナ セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)
2017WRC第5戦アルゼンティーナ セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)

 シリーズで唯一、このラリー・アルゼンティーナのみ優勝経験のないセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)も、ウォータースプラッシュでハーフスピンしたほか、コース上に迷いこんだ犬を避けるために一時スローダウンしたことでタイムロス。加えて、マシンのハンドリングに問題を抱えたといい、チームメイトのオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)に続く総合4番手で走行を終えた。

■トヨタ勢は堅実な走りでポジションアップに成功


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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