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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.05.01 16:32
更新日: 2017.05.01 16:34

ペターの長男、15歳のオリバー・ソルベルグがRXデビュー戦で3位表彰台獲得

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ラリー/WRC | ペターの長男、15歳のオリバー・ソルベルグがRXデビュー戦で3位表彰台獲得

 本格的なラリースト修行の一環として、世界王者の父であるペター・ソルベルグによる英才教育を受けてきた15歳のオリバー・ソルベルグが、母国ノルウェーのラリークロス選手権に参戦。総勢18台がエントリーしたスーパーカー・クラスにおいて、デビュー戦ながら3位表彰台を獲得し、ドライバーとしての非凡な才能を証明する結果となった。

 ノルウェー中央部に位置するシーエンにある、グリーンランド・モータースポーツセンターを舞台に開催された2017年ラリーXノルディックの開幕戦は、世代交代と呼ぶにふさわしいティーンエイジャーたちのバトルが繰り広げられた。

 オリバーが持ち込んだのは、昨年までWorldRX世界ラリークロス選手権で父ペターがドライブしたマシンである、シトロエンDS3スーパーカー。

昨季までの父のマシンでテストを行ってきたオリバーが、デビュー戦で見事な走りを披露
昨季までの父のマシンでテストを行ってきたオリバーが、デビュー戦で見事な走りを披露

 そのDS3に加え、最高峰のスーパーカークラスでファイナルに進出したのは、北米のGRCグローバル・ラリークロス選手権にも参戦するオルスバーグMSEチームのフォード・フィエスタ2台。GRCでは同チームのホンダ・シビック・クーペ・タイプRをドライブする19歳のオリバー・エリクソンと、チームメイトのトーマス・ブリンテソンがハンドルを握った。

 そしてヘドストロム・モータースポーツからは、フォルクスワーゲン・ポロRXスーパーカーに乗る兄のアレクサンダーと、フォード・フォーカスをドライブする弟のヨアヒムのヴァール兄弟もファイナルに進出。同じくフィエスタのマッツ・オーマンもあわせた、計6台でファイナルが争われる。

初戦から順調にファイナルに進出し、混戦の中でも見事なマシンコントロールを見せた
初戦から順調にファイナルに進出し、混戦の中でも見事なマシンコントロールを見せた

 スタートで飛び出したのは、600馬力越えのスーパーカーでマイレージを稼ぐ目的で参戦したエリクソン。その背後に続いたのはオリバーのDS3で、ラリークロス・デビューながら完璧なマシンコントロールを披露しエリクソンに追随。オーバーテイクの機会をうかがう走りを見せる。

■デビュー戦表彰台獲得のオリバーはファステストも記録


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