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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.06.17 17:21
更新日: 2017.06.17 17:22

WRC:王者オジエとMスポーツ、フォードの支援強化を望む。「チームに潤沢な資金はない」

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ラリー/WRC | WRC:王者オジエとMスポーツ、フォードの支援強化を望む。「チームに潤沢な資金はない」

 WRC世界ラリー選手権を4連覇中のセバスチャン・オジエは、2018年シーズンにMスポーツがフォードからのワークスサポートを得られなければ、チームから去る可能性を示唆した。

 2013~2016年に渡り、フォルクスワーゲンとともにシリーズ4連覇を成し遂げたオジエ。今季はフォルクスワーゲンのシリーズ撤退に伴い、最上位クラス唯一のプライベーター、Mスポーツに移籍してシリーズに臨んでいる。

 そのオジエは第1戦モンテカルロ、第6戦ポルトガルで優勝。第7戦終了時点で18点のリードを持って、ドライバーズランキング首位につけている。

 オジエは「すでに2018年シーズンのことを考えはじめているし、引き続き、いい環境で戦いたいと思っていることを隠すつもりはない」と語った。

オジエが走らせるフォード・フィエスタWRC
オジエが走らせるフォード・フィエスタWRC

「もちろん、今の環境に満足していないわけではない。ただ、ワークスチームを相手に長期に渡って戦えるほど、Mスポーツに潤沢な資金がないことも分かっている」

「僕は安定した状況で戦いたいと思っているから、フォードが僕たちをサポートしてくれたら最高だよ。もしフォードが支援してくれれば、チームを移籍することはない」

「いつ、どんな形でサポートを受けられるかは分からないけど、フォードから継続的な支援があれば、改善できるポイントがいくつかある」

「これ(フォード支援下でのMスポーツ残留)がもっとも優先度の高い選択肢だ。しかし、それと同時にほかのオプションについても考える必要がある」

「2016年のように10月や11月まで決断を先延ばしにしたくはない」

■チーム代表も資金援助の必要性認める


この記事は国内独占契約により英 AUTOSPORT.com 提供の情報をもとに作成しています

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