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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.07.31 11:14
更新日: 2017.07.31 11:15

WRC:トヨタ、フィンランドで2017年シーズン2勝目。マキネン「ほぼ完璧な週末だった」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、フィンランドで2017年シーズン2勝目。マキネン「ほぼ完璧な週末だった」

 7月30日に競技最終日を迎えたWRC世界ラリー選手権第9戦フィンランドで、TOYOTA GAZOO Racing WRTは競技2日目から総合首位に立っていたエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)が逃げ切り優勝。自身初のWRC勝利を飾ると同時に、チームに2017年シーズン2勝目をもたらした。

 競技最終日のデイ4は、SS22~25の4SSで争われた。前日、49.1秒のリードを築いていたラッピはリスクを避けた走りに徹する。

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

 途中、コーナーでライン取りがワイドになり、マシンの左リヤホイールにダメージを負う場面もあったが、ラッピは冷静に対処。最終的に36秒のマージンをもってフィニッシュし、最上位クラス参戦4戦目で総合優勝を手にした。

 前日、総合2番手のティーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)と4.9秒差につけていたユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)は、総合4番手だったエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)とSSごとにポジションを入れ替える激戦を展開する。

 SS24を終えた段階では、総合2番手にハンニネン、その0.9秒後方にエバンス、16.6秒後方にスニネンというオーダーとなる。

 迎えた最終SS25、エバンスの後にアタックしたハンニネンは4分51秒3でステージを走破。

総合3位に入り、自身初のWRC表彰台を手にしたユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)
総合3位に入り、自身初のWRC表彰台を手にしたユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)

 しかし、先にアタックしていたエバンスのほうが1.2秒速いタイムだっため、わずか0.3秒で逆転を許し、総合3位。それでも母国フィンランドで自身初のWRC表彰台を手にした。

 デイ3のSS19でメカニカルトラブルに見舞われたヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)はデイ4に出走。SS22~24でトップタイムを記録する走りを披露し、総合21位で完走している。

 今大会で行われた25SSのうち、トヨタは18SSでトップタイムをマーク。また、13SSでワン・ツーを飾ったほか、SS16ではステージトップ3を独占するなど、圧倒的な速さをみせつけた。


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