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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.10.09 14:35
更新日: 2017.10.09 14:42

WRC:トヨタ勢で唯一生き残ったハンニネン、4位完走に「最高に楽しかった」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ勢で唯一生き残ったハンニネン、4位完走に「最高に楽しかった」

 WRC世界ラリー選手権は10月8日、第11戦スペインの競技最終日が行われ、TOYOTA GAZOO Racingはエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)がクラッシュで戦線を離脱するなか、僚友のユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)が総合4位完走を果たした。

 計6本のターマック(舗装路)SSで争われるラリー・スペインのデイ3は比較的距離の短い3本のSSを午前と午後の各1回ずつ走行するが、通常日中に設けられるサービスを挟まずにラリーが進められる。このためマシンを壊すようなミスは許されず、セッティングに関しても1日の走行全体を見通したものが必要となる。

 そんなラリー最終日に、エースのヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)を欠いたトヨタは、デイ2から引き続きハンニネンとラッピの2名体制で臨んだ。

 ターマック初日のデイ2で2回のステージ優勝を果たし総合8番手から4番手に順位を上げたハンニネンは、最終日も安定した走りを続け、午前中に行われたSS15、16では2ステージ続けて3番手タイムマーク。そのまま4番手の座を堅守し、2戦連続となる4位フィニッシュを果たした。

「長い間ラリー・スペインに出ていなかったが、それでも上位争いに加われたことは、僕にとって非常に重要なことだ」と語ったハンニネンが最後にラリー・スペインに出場したのは6年前の2011年大会。今戦ではそのブランクをまったく感じさせない力強い走りを披露してみせた。

 一方、総合6番手につけていたラッピは午前2本目のSS15でガードレールに衝突。マシンにダメージを負って競技続行が不可能となったため、リタイアを余儀なくされている。

ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)
ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)


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