投稿日: 2017.10.18 15:45
更新日: 2017.10.19 10:07
更新日: 2017.10.19 10:07
WRC:トヨタが2018年シーズンの体制を発表。ハンニネンに代わりタナクが加入
AUTOSPORTweb
TOYOTA GAZOO Racing WRTは10月18日、2018年のWRC世界ラリー選手権の参戦体制を発表し、今シーズンMスポーツでWRCに参戦中のオット・タナクを新たなドライバーラインアップに迎えると明らかにした。
元WRCチャンピオンのトミ・マキネンをチーム代表に抜擢し、2017年シーズンよりトヨタ・ヤリスWRCを使用してWRCにフル参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRT。シーズン序盤はヤリ-マティ・ラトバラ、ユホ・ハンニネンの2名で戦うなかでラトバラが第2戦スウェーデンでチーム初優勝を飾る。
シーズン中盤からは昨年までWRC2に参戦していたエサペッカ・ラッピを加えた3台体制となり、第9戦フィンランドではそのラッピが母国でWRC初優勝を飾った。
トヨタは今回の体制発表で来シーズンのドライバーラインアップをラトバラ、ラッピ、タナクの3名とすることを明らかにすると同時に、全戦で3台体制を維持するとアナウンス。今季開幕戦からトヨタ・ヤリスWRCのステアリングを握るハンニネンはトヨタのレギュラーシートを失うこととなった。
また、現在までハンニネンのコドライバーを務めているカイ・リンドストロームが最終戦オーストラリアから、チームのスポーティングディレクターに就任することもあわせて発表されている。
チーム代表のマキネンは今シーズン、フォード・フィエスタWRCで2勝をマークしているタナクについて「かねてから注目していたタナクをチームに迎えることができて嬉しいよ」とコメント。
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