2017年のWRC世界ラリー選手権は11月16日、第13戦オーストラリアのシェイクダウンが行われ、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)がトップタイムを記録した。
2017シーズンのWRC最終戦となるラリー・オーストラリア。競技開幕前のシェイクダウンはドライコンディションのなか、5.02kmのステージで行われた。
ヌービルは、シェイクダウンステージ到着前にオイル漏れのトラブルに見舞われたものの、チームがマシンを修復。その後、ステージを3度走行して2分56秒3のベストタイムを記録した。
ヌービルと0.5秒差の2番手はエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)とステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC)のふたり。トヨタのエース、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)は0.8秒差の4番手につけた。
ヌービルとドライバーズランキング2位を争っているオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)は走行順が早く、“清掃役”を強いられたことでタイムが伸ばせず。ヌービルと1.4秒差の6番手タイとなっている。
ラリー・オーストラリアは11月17日(金)、現地8時13分に行われるSS1で本格的にスタートする。