レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2017.11.23 17:20
更新日: 2017.11.23 17:22

WRC:ラトバラ、ラッピ、マキネンがシーズン報告会で日本凱旋。2018年の飛躍を誓う

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ラリー/WRC | WRC:ラトバラ、ラッピ、マキネンがシーズン報告会で日本凱旋。2018年の飛躍を誓う

 11月23日、東京都内でトヨタの2017年WRC世界ラリー選手権シーズン報告会が行われ、ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ、エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム、チーム代表のトミ・マキネンが日本に凱旋した。

 2017年、トヨタ・ヤリスWRCで18年ぶりにWRCへ復帰参戦したTOYOTA GAZOO Racing WRT。トヨタは今年を『学びの1年』と位置づけていたが、2月の第2戦スウェーデンではエースのラトバラが優勝。復帰参戦から2戦目で表彰台の頂点を獲得してみせた。

 その後は困難なグラベル(未舗装)イベントに直面し、クラッシュやマシントラブルに見舞われる場面もあったが、チームの本拠地があるフィンランドでの第9戦でシーズン途中から起用した若手ラッピが快走して、チームにシーズン2勝目をもたらした。

 最終的にトヨタ勢はシーズン2勝を含む5度の表彰台を獲得し、チームランキング3位、ドライバーズランキングではラトバラが4位につけるなど、復帰初年度から実力を見せつけた。

 そんな2017年シーズン報告会にはTOYOTA GAZOO Racing WRTの面々に加え、GAZOO Racingカンパニーの友山茂樹プレジデントが登壇。また会場には、1000名以上の応募のなかから選ばれた30名のファンが駆けつけ、イベントを見守った。

トヨタは復帰初年度でマニュファクチャラーズランキング3位を獲得。ドライバーズランキングでは4位が最上位
トヨタは復帰初年度でマニュファクチャラーズランキング3位を獲得。ドライバーズランキングでは4位が最上位

 イベントでは、まず友山プレジデントが「これまで私はメディアの方々に目標を聞かれるたび『2017年は学びの年で1メートルでも多く走ってチームを鍛えたい』と述べてきましたが、開幕戦のモンテカルロで2位。そして第2戦スウェーデンで優勝と、できすぎなスタートを切ることができました」とシーズンを振り返った。

「学びの年と位置づけた1年目から、期待以上の成績を残してくれたマキネン、ドライバー、コドライバー、チームメンバー全員に感謝しています」

「年明け1月下旬にはモンテカルロで2018年シーズンが開幕します。来シーズンは、ラトバラ/アンティラ組、ラッピ/フェルム組、そしてオット・タナク/マルティン・ヤルベオヤ組の3台体制で初戦から通年、臨みます」

「個々のラリーでの優勝も去ることながら、年間タイトルも狙っていきたいと考えております」

■ラトバラ「2018年はマニュファクチャラー、ドライバーの両タイトルを狙う」


関連のニュース