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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.01.26 11:11
更新日: 2018.01.26 12:31

WRCモンテカルロ:2018年WRC開幕。オジエがハーフスピンも初日最速、トヨタは4~6番手

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ラリー/WRC | WRCモンテカルロ:2018年WRC開幕。オジエがハーフスピンも初日最速、トヨタは4~6番手

 2018年のWRC世界ラリー選手権第1戦モンテカルロは1月25日、SS1~2が行われ、シリーズ5連覇中のセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)が17.3秒のリードで総合首位にたった。

 2018年のWRCがついに開幕。舞台となるのは世界でもっとも歴史の古いラリーイベントであるラリー・モンテカルロだ。25日は現地夕方からモナコ公国のカジノ広場でセレモニアルスタートが行われ、その後フランスの山中でSSが行われた。

 Mスポーツ・フォードから参戦し、6年連続のシリーズチャンピオンを目指すオジエは、36.69kmで争われたSS1でブラックアイスバーンに足をすくわれ、ハーフスピンする場面があったものの、SS1~2ともに最速タイムを記録して、総合首位につけた。

「SS1の路面が一部、凍結していることは知っていた。スピンする直前は速度を時速10キロ程度に落としていたし、コースの真ん中を走っていたから(スピンしても)コースオフすることはなかった」とオジエ。

「スタート前にチームクルーから得たアイスバーンに関する情報は正しかったわけだ。いくつか改善点はあるけど、悪いスタートではなかった」

 オジエに続く総合2番手はアンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)、総合3番手はダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)とヒュンダイ勢が続いている。

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

 3台のトヨタ・ヤリスWRCで臨んでいるトヨタ勢は、エサペッカ・ラッピが総合4番手、オット・タナクが総合5番手、ヤリ-マティ・ラトバラが総合6番手につけた。陣営最上位のラッピと前を走るソルドとの差は11.8秒だ。

 前日のシェイクダウンで3番手タイムを記録していたタナクは、SS1でスピンした際にマシンがスタックするアクシデントがあり37.3秒ものタイムをロス。ラトバラもSS1で2度のスピンがあったため出遅れている。

 2台体制で臨んでいるシトロエン勢はクレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)の総合7番手が最上位。また、2017年にドライバーズランキング2位につけたティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)は総合11番手で初日を終えた。

エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)

 26日の競技2日目はSS3~8の6SSで争われる。


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