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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.01.26 12:15
更新日: 2018.01.26 12:32

WRC:マキネンも「本当に難しい」と評するモンテ初日はスピン続発も、トヨタは全車完走

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ラリー/WRC | WRC:マキネンも「本当に難しい」と評するモンテ初日はスピン続発も、トヨタは全車完走

 2018年、復帰参戦2年目のWRC世界ラリー選手権に挑んでいるTOYOTA GAZOO Racing WRT。第1戦モンテカルロの競技初日は3台のトヨタ・ヤリスWRCが完走し、総合4~6番手を獲得した。

 モナコ公国とフランスの2カ国で争われるラリー・モンテカルロ。25日の競技初日は現地17時50分からモナコ公国のカジノ広場でセレモニアルスタートが行われ、大勢の観客が見守るなか、2018年シーズンが幕を開けた。

 その後、ドライバーたちはフランス山中を約190km走行してSS1のスタート地点となるトアールへ。

 ここからシステロンへ向かう36.69kmのSS1は今大会最長距離であると同時に、ドライのターマック(舗装路)や雪、凍結路面などが入り交じる上、ナイトステージで視界が制限されるという、シリーズ屈指の高難度を誇るステージだ。

 ここでは、初日総合首位につけたセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)をはじめとして、多くのドライバーがアイスバーンに足元をすくわれスピン。トヨタ勢もオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)とヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)がスピンするアクシデントがあった。

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

 しかし、このアクシデントでマシンに大きなダメージを負うことはなく全車ともSS1~2を走破。新進気鋭の若手、エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)が陣営最上位となり、トップと37.4秒差の総合4番手につけた。

 また、SS1でスピンしたタナクが総合5番手、ラトバラが総合6番手とトヨタ勢がそろって中団を確保。3台ともトップとは1分以内のギャップに留まっている。

■マキネン、モンテ初日の難しさは「ステアリングを握る立場でなくてよかったと思えるほど」


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