更新日: 2018.02.05 12:28
全日本ラリー開幕戦:鎌田がスノーラリーを完全制圧。「今までにないぐらい楽しく乗れた」
JRC全日本ラリー選手権は2月1~4日、第1戦『Rally of Tsumagoi』が開催され、鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)が2017年JRC第6戦ラリー洞爺以来の優勝を飾った。
Rally of Tsumagoiは、群馬県嬬恋村を舞台に行われるJRC唯一のスノーラリー。今年で12回目の開催となる伝統あるイベントで、JSR日本スーパーラリーシリーズ第1戦と、東日本ラリー選手権第2戦が併催となる。
そんなJRC開幕戦には最高峰のJN6クラスに11台、JN3クラスに6台、JN1クラスに5台の全22台が参戦。21本のSSが設定され、SS距離は82.049km総走行距離は410.155kmで争われた。
競技初日となる2日(金)は全5SSが設定され、SS1、2は新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が連続トップタイムをマークし幸先の良いスタートを切る。しかし、続くSS3で新井のマシンにミッショントラブルが発生し早くも戦線離脱。SS3~5でトップタイムをマークした鎌田が初日をトップで終える。
競技2日目となる3日(土)のSSは8本。SS6で、初日2番手の柳澤宏至/加勢直毅(スバルWRX STI)がトップタイムをマークすると、続いて鎌田がSS7~9で連続トップタイムをマークし反撃。2番手柳澤との差を広げにかかる。
SS10でふたたび柳澤がトップタイムをマークするも、その後のSSでは鎌田が柳澤を上回る。鎌田は2番手柳澤との差を19.4秒として2日目を終えた。