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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.03.11 17:14
更新日: 2018.03.11 17:25

WRC:トヨタ、3番手走行のタナクにもトラブル発生。マキネン「この困難から学ばなければならない」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、3番手走行のタナクにもトラブル発生。マキネン「この困難から学ばなければならない」

 WRC世界ラリー選手権第3戦メキシコは3月10日、競技3日目のSS11~19が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTはヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合9番手、エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合12番手につけた。前日のデイ2で総合3番手となったオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)はマシントラブルによってデイリタイアを喫している。
 
 デイ1を3台全車がトップ5圏内で終える幸先の良いスタートを切ったトヨタ。しかし、翌9日のデイ2ではラッピがクラッシュによってデイリタイアとなり、ラトバラもオルタネーターのトラブルで同日の走行を諦めざるを得なくなってしまった。
 
 一方、チームで唯一残ったタナクはマシンをマネジメントしつつ徐々にペースを上げ、総合3番手で競技2日目を終える。
 
 引き続き摂氏30度近い気温と標高の高い山岳地帯での戦いとなったデイ3。後半の出走順となるタナクはポジションアップを目指してこの日最初のステージとなるSS11に挑んでいくが、ステージ途中でターボチャージャーにトラブルが発生。
 
 スローダウンを余儀なくされ、トップから2分以上遅れてフィニッシュすることに。その後タナクはSS12が始まる前にデイリタイアとなっている。
 
 表彰台争いから脱落することとなったトヨタ勢だが、チャンピオンシップポイント獲得のため再出走を果たしたラトバラとラッピの両名はこの日行われた合計9本のSSを完走。
 
 ラトバラは出走2番目、いわゆる“掃除役”を務める苦しいスタート順ながらステージ3番手タイムを2度マークするなど速さをみせ、ポジションを総合9番手まで回復させることに成功する。
 
 また、ラッピも2番手タイムを2回記録するなど、初めての参戦となるラリー・メキシコでの経験を着実に積み重ねながら総合12番手で3日目の走行を終えた。

ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
TOYOTA GAZOO Racingのサービス
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エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)


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