レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.04.06 11:27
更新日: 2018.04.06 11:29

WRC:トヨタ、週末を見据えたセットアップに集中。首位と7秒差も「心配していない」

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ラリー/WRC | WRC:トヨタ、週末を見据えたセットアップに集中。首位と7秒差も「心配していない」

 WRC世界ラリー選手権第4戦フランスは4月5日、競技開始前の最終チェックの場となるシェイクダウンが行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTはオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が8番手、その後方、9番手と10番手にヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)とエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)がつけた。

 2018年シーズン初の本格ターマック(舗装路)ラリーとなる今戦のツール・ド・コルスは、ツイスティなコーナーが連続することから『1万コーナーのラリー』とも呼ばれるWRC伝統の一戦だ。

 5日のシェイクダウンはサービスパークの置かれるバスティア空港近くの5.45kmのコースを舞台に実施されたが、前日に降った大雨の影響で道路脇の泥がコース上に流れ出るなどしたことで非常に滑りやすいコンディションのなかでセッションが進められることとなった。

 トヨタの3台はこのシェイクダウンでトップのクリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)から7秒以上遅れをとったが、明日以降の競技日は晴天が続くことが予想されるため、チームは事前のテストで好感触を得ているセットアップから大きな変更を加えず、システムチェックに集中したという。

「シェイクダウンは実際にラリーで走行するSSに近い内容のコースだったが、走る度に路面が汚れていった。そのような状況で良いタイムを残すためには早い走行順で走る必要があったんだ。しかし、我々の出走タイミングはそうではなかった。だからタイムに関してはあまり心配していない」と語るのはチーフ・エンジニアを務めるトム・フォウラー。

「また、我々はシェイクダウンよりも乾いた路面コンディションを想定してセットアップ作業を進めている。シェイクダウンの路面コンディションはSSと完全には同じではなく、それに合わせてセットアップを変えてしまうと(ドライバーが)ミスをしやすくなるんだ」

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)


関連のニュース