WRC世界ラリー選手権第4戦ツール・ド・コルスは4月7日、競技2日目となるデイ2のSS5~10が行われ、前日から2番手以下に大差を付けているセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)が首位をキープ。総合2番手にはオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が入り、タナクから0.1秒差の総合3番手にティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)がつけている。
■Mスポーツ・フォード
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合首位
「今日は長かったけれど僕たちにとっては良い1日だった。昨日はただ全力で走行していたけれど、今日は自分たちのアプローチを考えながら走らなければならなかったから、少し難しかったね」
「もちろんいいリズムを維持しようとしていたけれど、それと同時に、あまり多くのリスクを取りたくないと思っていた。それでも各ステージでリードを広げることができたから、それには本当に満足しているよ」
「まだ先は長い。ラリー全体で最長のステージがこれから控えている。週末中ずっと良い感触を持てているから、その調子で明日を終えたいと願っている。目標はフィニッシュラインを超えることだから、最大限にプッシュすることはしないつもりだけど、ラリーが終わるまで勝負は終わらないからね」
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合6番手
「午前中は最高というわけではなかった。それに所々でためらうことが多すぎたように感じている。大ごとではないけれど、そうしたことはすぐに積み重なっていくんだ」
「午後にはいくつか改善を施すことができ、コクピットでもっと落ち着くことができた。フィル(・ミルズ/コドライバー)とは今日もより一層打ち解けることができたし、明日に期待できるような前兆もあったよ!」
●ブライアン・ブフィエ(フォード・フィエスタWRC)/デイ2 リタイア
「がっかりしているのは確かだけど、これもモータースポーツの一部だし、こういうことが起こり得るのは分かっている。このマシンは僕にとってまだとても新しいものだけれど、自分のペースには満足していた」
「それでも改善し理解するべきことがたくさんある。そういう意味では、何度か良いタイムを出せたことはとてもよかったし、この素晴らしいマシンでもっと走行距離を重ねたいと願っている」