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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.04.16 14:45
更新日: 2018.05.30 11:26

世界ラリークロス第1戦:エクストロームが優勝も、ソルベルグへの「尊重を欠く行為」で失格

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ラリー/WRC | 世界ラリークロス第1戦:エクストロームが優勝も、ソルベルグへの「尊重を欠く行為」で失格

 2018年のWorldRX世界ラリークロス選手権は4月14~15日、スペインのカタロニア・サーキットで第1戦バルセロナRXが行われ、2016年チャンピオンのマティアス・エクストローム(アウディS1 EKS RXクアトロ)がトップチェッカーを受けたがレース後に失格処分を受ける波乱の幕開けとなった。

 サーキットレースとラリーの要素を併せ持ち、オーバーテイクやクラッシュなどが頻繁する迫力あるレース展開からヨーロッパや北米で高い人気を誇るラリークロス。特にヨーロッパ中心のWorldRXにはフォルクスワーゲンやアウディ、プジョー、ヒュンダイなどがワークス参戦を行うなど力を入れている。

2018年のWorldRXにはフォルクスワーゲンやアウディ、プジョー、ヒュンダイなどがワーク参戦
2018年のWorldRXにはフォルクスワーゲンやアウディ、プジョー、ヒュンダイなどがワーク参戦

 ドライバー陣も豪華な顔ぶれで、21018年はエクストロームのほか、ペター・ソルベルグ(フォルクスワーゲン・ポロR スーパーカー)やセバスチャン・ローブ(プジョー208WRX)、マーカス・グロンホルムの息子、ニクラス・グロンホルム(ヒュンダイi20 RXスーパーカー)といった面々が名を連ねている。

 レースウイークのフォーマットはクオリファイ・ヒートを4回実施。このクオリファイで上位12番手までのタイムをマークしたドライバーによってセミファイナル1、セミファイナル2が争われる。

 セミファイナルには各6名のドライバーが参加し、セミファイナル1、2でトップ3に入ったドライバー計6名によって、大会のウイナーを決める6周のファイナルが行われる。

 またWorldRXでは各ヒートやセミファイナル、ファイナルのレース中、通常のコーナーより大回りするセクション、“ジョーカー・ラップ”を1度走行する義務が課されている点も特徴。どのタイミングでジョーカーを通過するかはドライバーとチームの判断に委ねられているため、戦略を大きく分ける要素だ。

 第1戦バルセロナRXのファイナルではセミファイナル1を制したソルベルグがポールポジションを獲得し、フロントロウにエクストロームが並ぶ形に。

 2列目には2017年チャンピオンのヨハン・クリストファーソン(フォルクスワーゲン・ポロR スーパーカー)、ローブ、3列目にはエクストロームのチームメイトであるアンドレアス・バッケルド(アウディS1 EKS RXクアトロ)、グロンホルムがつけた。

■ソルベルグとターン1で交錯も、エクストロームがトップチェッカー


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