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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.04.20 18:31

WRC:トヨタ、シーズン2度目のグラベル戦へ。マキネン「我々にとって最大の挑戦」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、シーズン2度目のグラベル戦へ。マキネン「我々にとって最大の挑戦」

 2018年のWRC世界ラリー選手権に参戦しているTOYOTA GAZOO Racing WRT。チームが挑む次なる戦いは南米で行われるグラベル(未舗装路)イベントの第5戦アルゼンチンだ。

 4月6~8日に行われたターマック(舗装路)イベントの第4戦ツール・ド・コルスでオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が総合2位表彰台を手にしたトヨタ陣営。迎える第5戦は一転、南米アルゼンチンのラフロードを舞台に争われる。

 ラリー・アルゼンチンは1980年に初開催された1戦で、現在は首都ブエノスアイレスから北西700kmに位置するヴィラ・カルロス・パスのサービスパークを中心に開催されている。

 ラリーのSSは山岳地帯や谷、川を渡るスポットなどバラエティに富んでいるが、南半球にあるアルゼンチンはこの時期、初秋の気候となり、天候は不安定。その影響で山岳部では濃霧や雹がドライバーを襲うこともある。また山岳部はコース脇に岩肌が露出していたり岩石が点在しているため、小さなミスがマシンに大きなダメージを及ぼしかねない。

 また谷間を抜けるステージは路面がルーズな箇所が多く、マシンが通過するごとに刻まれるわだちがドライバーを苦しめることになるため、特にステージ再走となる午後のステージをチャレンジングにする要素だ。

 競技は現地26日(木)にビジャ・カルロス・パスの街中で行われるSS1でスタート。翌27日から第3戦メキシコ以来となる本格的グラベルラリーがスタートする。

 競技2日目はSS2~8の7SSが、競技3日目の28日(土)はSS9~15の7SSが、最終日の29日(日)はSS16~18の3SSが、それぞれ行われる。最終日のSS16/18は大会を代表するステージのエル・コンドルで、SS18はステージ上位5名にボーナスポイントが与えられるパワーステージとなる。

 全18SSの合計距離は358.25km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1300.65kmだ。

■「昨年のラリー・アルゼンティーナはもちろん、これまでのラリーから多くを学んだ」とマキネン


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