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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.05.02 12:25
更新日: 2018.05.02 12:26

世界ラリークロス:元BTCC王者アンドリュー・ジョーダンが今季3戦にエントリー

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ラリー/WRC | 世界ラリークロス:元BTCC王者アンドリュー・ジョーダンが今季3戦にエントリー

 BTCCイギリス・ツーリングカー選手権の“スタードライバー”であり、チャンピオン経験者のアンドリュー・ジョーダンが、2018年も引き続きWorldRX世界ラリークロス選手権へのエントリーを発表。今季のRXプログラムは全3戦を予定し、今月末に開催される母国ラウンド『スピードマシーン・フェスティバル』から参戦を開始する。

 2013年のBTCC王者であるジョーダンは、今季初の試みとして複数のWorldRXにエントリーする参戦プログラムをアナウンスし、フィンランド人のトーマス・“トピ”・ヘイキネンとともにMJPレーシング・チーム・オーストリアのフォード・フィエスタRXスーパーカーEvo.3をドライブする。

 5月25~27日にイギリス戦としてシルバーストンで初開催される第4戦WorldRXオブ・グレートブリテンを皮切りに、第8戦のフランス・ロエアック、第11戦のドイツ・エステリングの3ラウンドに出場する予定だという。

 現在はツーリングカーの世界で活躍するジョーダンは、そのモータースポーツキャリアをラリークロスでスタートさせており、ここ数年はWorldRXへのスポット参戦を実現。2014年にはリデンヒルで開催された母国戦で表彰台を獲得しており、同じくリデンヒル最後のWorldRXラウンドとなった昨年のイベントでは、初めてMJPレーシング・チーム・オーストリアからエントリーしていた。

「(チーム代表の)マックス・プッシャーとは頻繁に連絡を取っていて、母国ラウンドを含めてシーズン複数のイベントで僕を走らせたいと言ってくれていたんだ」と、BTCCでは名門ウエスト・サリー・レーシングのBMW125i Mスポーツをドライブするジョーダン。

「僕にはその機会を断ることなんてできなかった。このラリークロス用のマシンをドライブすることを愛しているし、ホームイベントで世界選手権に参加できるなんてドライバーとして本当に名誉で楽しみなことなんだ」

 昨年、ティモ・シャイダーに代わってリデンヒル戦にエントリーした際は、ぶっつけ本番でフィエスタのステアリングを握ったが、今回は事前テストを行う計画も進んでいるという。

昨年、最後の開催となったイギリス・リデンヒルでMJPレーシング・チーム・オーストリアに加入したアンドリュー・ジョーダン
これまでのWorldRXスポット参戦では、数多くのワークスマシンをドライブ
プジョー208WRXのほか、2015年にはチームEKSのアウディS1 EKS RXクワトロをドライブしている


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