WRC世界ラリー選手権第6戦ポルトガル5月19日、デイ3のSS10~15の合計6SSが行われ、前日のデイ2で総合首位に浮上したティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20 WRC)が後続へのリードを広げた。総合2番手はエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)、同3番手にダニ・ソルド(ヒュンダイi20 WRC)が続き、トヨタのエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)は総合5番手につけている。
■Mスポーツ・フォード
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)/デイ3総合23番手
「僕らにとってエキサイティングな1日とはならなかった。だけど、今日という日を生かしたかったから、マシンでいくつか作業に取り組んで、セットアップを改善するための些細なことを見つけようとしていた」
「それには満足しているし、午後の走行で最速だった。そして、いちばん速いタイムで1日を終えることができた。パワーステージでのポイントが明日、僕らが唯一プッシュできるところだ。走行順がかなり早いから簡単にはいかないが、少なくとも僕らには失うものはない」
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)/デイ3総合2番手
「全体的に、かなり満足できる1日だったと思う。もちろんパーフェクトではなかったし、“アマランテ(SS12とSS15)”ではどちらの走りもちょっと期待外れだった。それでも、全体的に満足できるし明日に向けていいポジションにいる」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ3総合4番手
「僕らにとっていい1日だった。遅いセクションを通して改善がみられて本当に満足しているよ。それがきょう僕らが取り組みたかったことだからね」
「あと5ステージ残っているから、僕らにも表彰台に挑戦するチャンスもありそうだ。このバトルに参加できてうれしいよ。明日もこのフィーリングを維持したい。僕が“できる”ことを見せるよ!」