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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.06.01 17:49

WRC:トヨタ、シリーズ折り返しのイタリア戦へ。オット・タナク「選手権の鍵を握る1戦」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、シリーズ折り返しのイタリア戦へ。オット・タナク「選手権の鍵を握る1戦」

 2018年シーズン、3台体制でWRC世界ラリー選手権に挑んでいるTOYOTA GAZOO Racing WRT。チームが挑む次の戦いは6月7~10日に行われる第7戦イタリアだ。

 地中海に浮かぶイタリア・サルディニア島を舞台に行われるラリー・イタリア・サルディニアは、第6戦ポルトガルと同じく未舗装路(グラベル)ラリー。今季のWRCは全13戦で構成されているため、このラリー・イタリアはシリーズ折り返しの1戦となる。

 サービスパークは島北西部のアルゲーロに置かれ、競技は島の北側を中心として実施。ステージは平均速度が高い構成だが道幅が狭い上、コース脇に樹木、岩などが迫るステージも多く、ドライバーには正確なドライビングが求められる。

 また、路面は全体的に硬い地盤を軟らかい砂が覆うようなコンディションが多い。そのためステージを序盤に走行するドライバーは“掃除役”として不利益を被る一方、後半走者は砂がなくなった硬い地盤の上を走れるため、タイムを出しやすくなる。

 気温もマシン、ドライバーを苦しめる要因だ。この時期のイタリアは最高気温が30度に達するため、エンジンやトランスミッション、ブレーキなどの温度管理が重要となり、ドライバーには高温のなかでも集中力を維持することが求められる。

 ラリーは6月7日(木)の現地8時にシェイクダウンが行われ、同日18時に行われる2台同時走行のスーパーSS形式で行われるSS1で開幕。

 その後8日(金)にはSS2~9までの8SS、9日(土)にはSS10~16までの7SS、最終日の10日(日)はSS17~20までの4SSが行われる。

 全20SS合計の走行距離は313.46km、リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1386.38kmだ。

■トミ・マキネン「ドライバーは気持ちよく自信をもって走ってくれるはず」


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