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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.06.29 16:29
更新日: 2018.06.29 16:32

ダカール勝者カルロス・サインツ、2019年大会に向けトヨタ、ミニと交渉へ

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ラリー/WRC | ダカール勝者カルロス・サインツ、2019年大会に向けトヨタ、ミニと交渉へ

 2018年のダカール・ラリーで自身2度目の総合優勝を果たしたカルロス・サインツが、プジョースポールのワークス活動撤退に伴い、2019年大会に向けTOYOTA GAZOO Racing南アフリカと、X-raidのミニと契約に向けた交渉を行っていることが明らかになった。

 現在56歳のサインツは、今年1月に開催されたダカール・ラリーの2018年大会で、最後のファクトリー参戦マシンとなった『プジョー3008DKR Maxi』をドライブし、2位のナッサー・アル-アティヤ(トヨタ・ハイラックス)に対して43分のリードを築いて総合優勝を果たした。

 WRC世界ラリー選手権でも2度のタイトル獲得経験を持つサインツは、来季のイベントに向け移籍先候補を探しており、その2位表彰台を獲得したTOYOTA GAZOO Racing南アフリカの『トヨタ・ハイラックス』か、長年トップランナーとして参戦し、総合優勝経験もあるX-raidの『ミニJCW(ジョン・クーパー・ワークス)バギー』をドライブするか、そのふたつを選択肢に挙げている。

 サインツはすでにこの春に、モロッコで両マシンのテストドライブを経験しており、その際のパフォーマンスには両チームとも感銘を受けたとし、どちらのチームへと加入するか、または完全に競技生活に別れを告げリタイアを決断するかは、サインツ本人の希望に委ねられている。

 TGRサウスアフリカの担当者は「サインツとのテストは本当にポジティブなもので、モロッコでのハイラックス4×4Evoの感触にも満足してもらえたと思う」とコメント。

「我々は現在も毎週のように彼と話し合いや交渉を続けており、彼の決断を待っているところだ」

WRC、ダカールの双方で”ツー・タイムス・チャンピオン”となった御年56歳のカルロス・サインツ
早々にチームメイトが姿を消した後はひとり気を吐き、大会中盤からのリードを守り切った
サインツの勝利で、プジョーはファクトリーチームとして3連覇を達成し大会から撤退


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