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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.07.19 12:27

新生ラリークロス『ARX』の第2戦でフォルクスワーゲン連勝。スバル勢は4位食い込む

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ラリー/WRC | 新生ラリークロス『ARX』の第2戦でフォルクスワーゲン連勝。スバル勢は4位食い込む

 7月14~15日、アメリカ・オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)でARXアメリカズ・ラリークロスの第2戦が行われ、スコット・スピード(フォルクスワーゲン・ビートル)が優勝。2位にケン・ブロック(フォード・フォーカスRS RX)が続いた。

 ARXはヨーロッパでWorldRX世界ラリークロス選手権をプロモートしているIMGが立ち上げた新シリーズでフォルクスワーゲンやスパルがオフィシャルパートナーを務めている。

 シリーズ第2戦はF1なども開催されるCOTAに新設されたラリークロス用トラップを舞台に争われた。

この第2戦にはケン・ブロックも参戦
この第2戦にはケン・ブロックも参戦

 Q1からトップを奪う快走をみせていたスピードは、ファイナルでもポールポジションからスタート。2番手にブロックを従えて1コーナーをクリアしていく。

 その後方ではスピードのチームメイトでARX第1戦ウイナーであるタナー・ファウスト(フォルクスワーゲン・ビートル)が1周目に遠回りセクションの“ジョーカーラップ”を通過して走行義務を消化。その後ろにはパトリック・サンデル(スバルWRX STI)が続いた。

ライバルを従えて走行するトラビス・パストラーナ(スバルWRX STI)
ライバルを従えて走行するトラビス・パストラーナ(スバルWRX STI)

 また、これがARXデビュー戦となったトラビス・パストラーナ(スバルWRX STI)はチームメイトのクリス・アトキンソン(スバルWRX STI)をターン1で交わすと、前を走るブロックがジョーカーラップを消化した際には2番手までポジションを上げた。

 トップを走るスピードと2番手パストラーナはファイナルラップの6周目にジョーカーラップ通過義務を消化。スピードがポジションを維持した一方で、パストラーナはブロック、ファウストに交わされ4番手に後退。そのままチェッカーを受けた。

第2戦ウイナーに輝いたスコット・スピード(フォルクスワーゲン・ビートル)
第2戦ウイナーに輝いたスコット・スピード(フォルクスワーゲン・ビートル)

 スピードが優勝を飾ったことで、フォルクスワーゲン・アンドレッティ・ラリークロスは開幕2連勝を達成。ドライバーズランキングではスピードが56ポイントでトップ、1ポイント差の2番手にファウスト、17ポイント差の3番手にスバルのサンデルが続いている。

 ARX第3戦は8月4~5日、カナダのトロワリヴィエールで開催。このラウンドはWorlDRX第7戦と併催される。

パトリック・サンデル(スバルWRX STI)
パトリック・サンデル(スバルWRX STI)
トラビス・パストラーナ(スバルWRX STI)
トラビス・パストラーナ(スバルWRX STI)


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