レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.07.28 10:42
更新日: 2018.07.28 10:43

WRC:トヨタ、フィンランド2日目は2台が表彰台圏内。「すべてがうまく進んでいる」とマキネン

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


ラリー/WRC | WRC:トヨタ、フィンランド2日目は2台が表彰台圏内。「すべてがうまく進んでいる」とマキネン

 7月27日に行われたWRC世界ラリー選手権第8戦フィンランドの競技2日目。3台のトヨタ・ヤリスWRCを投入しているTOYOTA GAZOO Racing WRTはオット・タナクが総合首位、ヤリ-マティ・ラトバラが総合3番手、エサペッカ・ラッピが総合8番手につけた。

 前日のSS1でトップタイムを刻んでいたタナクは、27日最初のステージとなるSS2でもトップタイムを刻んでポジションを維持。しかし、その後は3番手という出走順の早さに苦しめられ、有利な後方スタートのマッズ・オストベルグ(シトロエンC3 WRC)にポジションを奪われてしまう。

 午後に行われたステージで、タナクは「マシンのハンドリングに満足していない。午前と比べてかなり苦戦を強いられているけど理由がわからないんだ」としながらも、SS7、9、10と3SSでトップタイムを記録し、総合首位の座を奪還。オストベルクに5.8秒差をつけてみせた。

オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)

 タナクは走行を終えて、「クルマに大きな自信を感じてこのような道を走るのは、本当に素晴らしい気分だ。エンジンのストールで少しタイムを失ったけど、それ以外は完璧だったし、自分の力をすべて発揮できたと思う」とコメントしている。

オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)

「(出走順が入れ替わる)明日はよりフェアなバトルができるから、もっとプッシュする。今日は競技3日目にいい出走順を得るべく戦うことが大事だった」

ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

 エースドライバーで地元フィンランド出身のラトバラは、SS3でステージ優勝を飾って総合3番手につけると、その後は安定した走りをキープ。トップのタナクとは23.1秒差、前を走るオストベルクとは17.3秒差の総合3番手で2日目を終えている。

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

 2017年のラリー・フィンランドを制しているラッピは、SS2走行中、ブレーキングゾーンでエンジンがストールしてしまうアクシデントに見舞われ、総合10番手と大きく出遅れたが、その後はステージ上位タイムを刻むなどペースを取り戻し、前を走るエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)と0.3秒差の総合8番手まで順位を上げている。

■トヨタのマキネン代表「競争は激化しているが自信がある」


関連のニュース