WRC世界ラリー選手権は7月27日、第8戦フィンランドのSS2〜11が行われ、オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が総合首位をキープ。5.8秒差の総合2番手にマッズ・オストベルグ(シトロエンC3 WRC)が続いている。
■Mスポーツ・フォード
●セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合6番手
「正直いって、今日起きたことは予想していた。道路はかなりドライで、僕らにとってタフな1日だったし、明らかにいくらか時間をロスしてしまった」
「ただオット(・タナク)には敬意を表したい。彼はずっと飛ばしていたからね。僕らのすぐ後からスタートしたのに、ものすごいタイムを出していた」
「今日できることはほぼやったと思う。もちろん、もう少しコンマ数秒は走れる箇所もあったかもしれない。でも、それには大きなリスクを負う必要があっただろう」
「明日の走行順は少しはマシになるから、もう少し速くなるよう微調整できるといいね。簡単な1日とはならないけれど、明日も頑張るよ」
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合7番手
目指していたポジションではないから、完全に満足しているとは言えない。だけど、午前中の走行では路面の状況変化が大きく影響していたことは明らかだ」
「“別の惑星にいる”オット(タナク)を除いて、僕らはどの前走者より速かったけれど、後続者たちは僕らより速かった」
「それで午後のいくつかのステージでは苦労したよ。だから、まぁ悪くはないけど完璧ではなかった。まだ道のりは長い。昨年は土曜日が僕らにとっていい1日だったから、頑張るよ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合5番手
「タフな1日だったよ。僕らは表彰台を争っていたけれど、いくつかトラブルに見舞われて総合5番手まで順位を落としてしまった。ドライビングはまずまずだったけど、もう少し確認しなければならない箇所がある。明日それが見つけられるといいね」