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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.08.03 15:02
更新日: 2018.08.03 15:04

ERC:ヒュンダイ、第6戦チェコに向けWRCレギュラーのダニ・ソルドを招聘

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ラリー/WRC | ERC:ヒュンダイ、第6戦チェコに向けWRCレギュラーのダニ・ソルドを招聘

 8月24~26日に開催されるERCヨーロッパ・ラリー選手権の第6戦バウム・チェコ・ラリー・ズリンに向け、ヒュンダイ・モータースポーツはR5規定『i20 R5』のドライバーに、WRC世界ラリー選手権でファクトリードライバーを務めるダニ・ソルドを起用すると発表した。

 すでに2017年シーズンから散発的にカスタマープログラムを開始している新型『ヒュンダイi20 R5』だが、ヒュンダイ・モータースポーツとしてはこのマシンの販路拡大のため、ライバル陣営のフォード・フィエスタR5やシュコダ・ファビアR5との直接対決を狙って、ソルド招聘を決断する形となった。

 かつてイタリアのJASモータースポーツでWTCC世界ツーリングカー選手権用のホンダ・シビックWTCCのチーフデザイナーを務め、現在はヒュンダイ・モータースポーツで副ジェネラルマネージャーに就任しているアンドレア・アダモは、今回の施策を「どのERCラウンドで実施するか」、ここまで慎重に検討を重ねてきたと説明する。

「バウム・チェコ・ラリー・ズリンはシリーズ随一のメジャーイベントであり、開催国のチェコには非常に熱心なラリー文化が存在している」とアダモ。

「ERCのシーズンにおけるキーイベントのひとつであり、R5カテゴリーで争われるラリーとしても最大規模のイベントだと言える。そのため我々のようにカスタマー・ラリー・プログラムを持つマニュファクチャラーにとって非常に重要な1戦となる」

「ERCのような高いコンペティションレベルのなかで、稀代のターマック・マイスターであるダニを起用し、我々のヒュンダイi20 R5がどれだけのパフォーマンスを秘めているか。それを証明する最高の機会になるはずだ」

「もちろんターマックラリーでの地の利があり、地元勢が優位に戦いを進める可能性があることも理解しているが、それでもダニとi20 R5の組み合わせなら勝利を狙って戦うことが可能なはずだよ」

■ソルドにとってERC参戦、R5マシンのドライブはともに初めての経験となる

今季のWRCでは2戦で表彰台を獲得するも、未勝利が続いているダニ・ソルド
ERCチェコ戦では新型i20 R5のデモンストレーションという重要タスクが課せられる


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