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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.09.03 15:31
更新日: 2018.09.03 15:32

ダカール覇者カルロス・サインツ、2019年に向けX-raidと契約。MINIをドライブへ

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ラリー/WRC | ダカール覇者カルロス・サインツ、2019年に向けX-raidと契約。MINIをドライブへ

 ワークス活動最終年のプジョースポールとともに、2018年大会のダカールラリーを制したカルロス・サインツが、元同僚のステファン・ペテランセルやシリル・デプレの後を追うようにX-raidと契約。ディフェンディングチャンピオンとして挑む2019年大会に向け、MINIバギーをドライブすることになりそうだ。

 2WDのバギーが優位な近年のダカールラリー規定に対応すべく、2018年大会には新たに『ミニ・ジョン・ クーパー・ワークス・バギー』を開発。従来モデルの4WDマシンである『ミニ・ジョン・ クーパー・ワークス・ラリー』との共闘態勢で挑んだX-raid陣営。

 そのX-raidは、2018年大会で2度目のダカール優勝を飾ったカルロス・サインツに対し、『ミニ・ジョン・ クーパー・ワークス・バギー』のテスト機会を提供するなど、2019年に向けたドライバー契約締結に前向きな姿勢を示してきた。

 プジョーのワークスマシン『3008DKR Maxi』をドライブして大会勝利を挙げた1月以降、「魅力的なオファーがあれば検討するが、そうでなければ現役引退」と語っていたサインツは、WRC世界ラリー選手権時代にともにタイトルを獲得したトヨタ陣営の『ハイラックス・エボ4×4』もテスト。TOYOTA GAZOO Racing SA(South Africa)とも契約交渉を進めてきた。

 その両チームの条件を検討してきたサインツは、結果的に元三菱自動車のモータースポーツ統括会社MMSP GmbHの社長を務めた経歴も持つ、スヴェン・クワント率いるX-raidとサインすることを決断した。

■サインツのX-raidデビュー戦はFIAクロスカントリー・ラリー・ワールドカップの第10戦ラリー・デ・モロッコか

王者カルロス・サインツはX-raidへの加入を決断。2WDバギーの開発に携わることに
2度のWRCチャンピオン、2度のダカール制覇など、輝かしい実績を築いてきたカルロス・サインツ


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