9月13日、WRC世界ラリー選手権第10戦ラリー・ターキーのシェイクダウンが行われ、現在ランキングリーダーにつけているティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)がトップタイムを記録した。
2010年以来、8年ぶりにWRCのカレンダーに復帰したラリー・ターキー。しかし、その開催地は以前の場所とは異なる上にトルコ国内でのテストが禁止されていることから、各チームとも充分なデータがないなかでのラリーとなる。
そんなトルコラウンドのシェイクダウンが13日、サービスパークが置かれるマルマリスの西部に設定された4.70kmのショートコースで実施された。
現地9時30分から開始された走行では、まず3分35秒7を記録したマッズ・オストベルグ(シトロエンC3 WRC)が1回目のトップに。続く2回目では3分29秒0をマークしたヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)が首位に立ち、これに2連勝中のオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が続いた。
しかし、3回目の走行でヌービルが大きくタイムアップを果たし3分24秒9で全体トップに。そのヌービルを23ポイントで追う“絶対王者”セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)が3分26秒5で2番手につけている。
3番手以下はラトバラ、タナクが続き、エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)とエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)までが3分20秒台に入った。なお、11番手に終わったアンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)のマシンには、イベント開始早々にトランスミッショントラブルが発生している。
競技初日となる13日は夕方、マルマリス市街地でのセレモニアルスタートに続きスーパーSS形式のSS1が20時08分(日本時間14日2時08分)から行なわれる。
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