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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.09.16 08:39

WRCトルコ:アクシデント続出のデイ3はトヨタ1-2。ヌービル&オジエがリタイア

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ラリー/WRC | WRCトルコ:アクシデント続出のデイ3はトヨタ1-2。ヌービル&オジエがリタイア

 WRC世界ラリー選手権第10戦トルコは9月15日、デイ3のSS8~13が行なわれ、相次ぐアクシデントを避けながら上位に進出してきたオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が総合首位に浮上。チームメイトのヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)も総合2番手につけ、トヨタがワン・ツー体制を築いている。
 
 各ステージが非常に荒れた路面コンディションとなっていることから、事前に波乱の展開となることが予想されていたラリー・ターキー。その競技3日目は、これまで比較的鳴りを潜めていた魔物が本性を表したかのような“大荒れ”の様相を呈した。

■上位ランナーに続々とアクシデントが襲いかかる

 まず、最初の犠牲者となったのは前日、セバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)と0.3秒差の総合首位に立ったティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)だ。“王者”オジエとともにマッチレースを繰り広げると思われた矢先、ヌービルのマシンにサスペンショントラブルが発生。修復を試みるものの、この日最初のステージであるSS8でデイリタイアを喫すこととなってしまう。
 
 一方、ヌービルに変わってトップに立ったオジエはSS8で最速タイムをマークすると、総合2番手に浮上したアンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)に25秒のギャップを築くことに成功する。
 
 しかし、そんなオジエにも試練が。続くSS9で右フロントサスペンンションが破損しペースダウンを余儀なくされてしまう。

 それでも勝負を諦めない王者は、リエゾン区間でチームメイトのエルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)やベテランのヘイデン・ソルベルグ(シュコダ・ファビアR5)らにアドバイスを仰ぎながらトラブルの応急処置を済ませると、SS10に出走して見事ステージ優勝を飾り周囲を驚かせた。
 
 日中のサービスに入った時点での順位はミケルセンが首位。36秒差の総合2番手にタナクがつけ、その2秒後方にラトバラ、不屈のオジエがトップから46秒差の4番手となっていた。

■復活果たしたオジエだったが、まさかのクラッシュ

ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)
カリッド-アル・カシミ(シトロエンC3 WRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
アンドレアス・ミケルセン(ヒュンダイi20クーペWRC)


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