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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.10.07 12:29

WRC:2018年未勝のトヨタ・ラトバラが優勝射程圏。「ハードに攻めたらフィーリングが改善」

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ラリー/WRC | WRC:2018年未勝のトヨタ・ラトバラが優勝射程圏。「ハードに攻めたらフィーリングが改善」

 10月6日に行われたWRC世界ラリー選手権第11戦ラリーGBの競技3日目、TOYOTA GAZOO Racing WRTは総合首位だったオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)がラジエータートラブルでデイリタイアしたものの、ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)とエサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)が総合2〜3番手の表彰台圏内につけている。

 ラリーGBの競技3日目は、イギリス・ウェールズ中部に広がる森林や丘陵を舞台にSS10〜18が行われた。

 前日、30秒近いリードを築いて総合首位につけていたタナクは、この日もペースを落とさず快走。一時は48秒までギャップを広げてみせる。

 しかし、終盤のSS16を走行中にラジエータートラブルが発生。エンジンへのダメージを避けるためにも走行続行を断念し、デイリタイアを選択した。

 チームはサービスパークでマシンの状況を精査しており、これを基に競技最終日へ出走するか判断するという。

 トヨタ勢の先頭を走っていたタナクが姿を消すことになったものの、チームメイトであるラトバラ、タナクは安定した走りで上位争いを繰り広げた。

 ラトバラはSS14と17でステージ最速タイムを刻む走りをみせて総合2番手を確保。トップのセバスチャン・オジエ(フォード・フィエスタWRC)とは4.4秒差となっており、逆転優勝の可能性を残して競技3日目を終えた。

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

 また若手のラッピも総合順位で一時ラトバラを交わすなど速さをみせ、ラトバラと7.4秒差の総合3番手につけている。

■ラトバラ「オットのリタイアで自分に優勝のチャンスがあると気づいた」


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