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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.10.19 18:31
更新日: 2018.10.19 18:37

WRC:トヨタ、選手権首位で迎えるスペインで最大ポイントの獲得を。マキネン「グラベルとターマック、両方で性能が向上」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、選手権首位で迎えるスペインで最大ポイントの獲得を。マキネン「グラベルとターマック、両方で性能が向上」

 WRC世界ラリー選手権に3台のトヨタ・ヤリスWRCを投入しているTOYOTA GAZOO Racing WRT。現在、マニュファクチャラー選手権でランキング首位に立っている同チームは10月25~28日に開催される次戦、第12戦スペインでその地位を確実なものとするため、最大ポイントの獲得を目指す。

 オット・タナク、ヤリ-マティ・ラトバラ、エサペッカ・ラッピというドライバーラインアップで復帰2年目のWRCを戦うトヨタは今季、シーズン中盤の第8戦ドイツから第10戦トルコにかけてタナクが3連勝を飾るなどの活躍をみせたことで、マニュファクチャラー選手権で首位、さらにタナクがドライバーズランキング3位となっている。
 
 そんななかで迎えるラリー・スペインは全13戦で行われる2018年シーズンの第12戦。チャンピオンシップにおいて極めて重要な意味を持つ一戦となる。

 そのラリー・スペインは北東部カタルニア地方のリゾート地、サロウを中心にラリーが展開される。今イベントの最大の特徴はグラベル(未舗装路)とターマック(舗装路)という両方のサーフェス(路面)を走行する“ミックスサーフェス・ラリー”であることだ。
 
 ラリー・スペインではデイ2までをグラベル仕様、デイ3以降をターマック仕様で走る必要があるため、デイ2の走行終了後、各チームはサロウのサービスパークでマシンの仕様をガラリと変更させなければならない。このため整備時間は通常のラリーよりも長い75分となっているが、その時間は充分なものとはいえず、各チームのメカニックやエンジニアの力量が試される場となる。
 
 また、ドライバーもラリー2日目と3日目の間にドライビングの感覚を一度リセットしなければならず、いち早くターマックの感覚に切り替えることが求められるのも今ラリーのポイントのひとつだ。

■タナク「残る2戦を両方勝たなければならないから、状況はとてもシンプルだ」

ミックスサーフェス・ラリーのWRCスペインはデイ3からターマックで争われる
ミックスサーフェス・ラリーのWRCスペインはデイ3からターマックで争われる
TOYOTA GAZOO Racing WRTのサービスエリア
TOYOTA GAZOO Racing WRTのサービスエリア


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