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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2018.11.06 16:57
更新日: 2018.11.09 12:39

全日本ラリー最終戦:新井敏弘が制し6勝目。2年ぶり参戦のコバライネンはトラブルに見舞われる

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ラリー/WRC | 全日本ラリー最終戦:新井敏弘が制し6勝目。2年ぶり参戦のコバライネンはトラブルに見舞われる

 JRC全日本ラリー選手権の第10戦『新城ラリー 2018』が愛知県・新城市で11月2~4日に行われ、新井敏弘/田中直哉(スバルWRX STI)が優勝。2018年シーズン6勝目をマークし、チャンピオン獲得に華を添えた。

 シーズン最終戦となったJRC。新城ラリーはターマック(舗装路)ラリー。用意されたSSは15本。SS距離は109.88km、リエゾンを含めた総走行距離は380.49kmとなる。

 前戦のハイランドマスターズを怪我のため欠場した勝田範彦/石田裕一(スバルWRX STI)が復帰。また、JN4クラスには、元F1ドライバーで、現在はスーパーGT500クラスでDENSO KOBELCO SARD LC500をドライブするヘイキ・コバライネンが2年ぶりにJRCにエントリー。北川紗衣とコンビを組み、トヨタ86でJN4クラスに参戦した。

 また今回は、WRC世界ラリー選手権開催に向け、本戦が開催可能か判断する“キャンディデートイベント”として開催。FIAやWRCプロモーターが見守るなか、ラリーが行われた。

 そんな新城ラリーは初日、8本のSSが用意された。SS1、SS2で連続トップタイムを記録した王者新井は、午後のSS5でもふたたびトップタイムをマークするなど速さを見せつけ、2番手の奴田原文雄/佐藤忠宜(ミツビシ・ランサーエボリューションX)に対し、16.4秒のマージンを築き初日を終えた。

 勝田は怪我の影響を感じさせない走りでSS6で1番時計。コンスタントに走り続け、初日を終えた段階で3番手につける。開幕戦以来の勝利が欲しい鎌田卓麻/市野諮(スバルWRX STI)はSS5で右フロントタイヤをパンク、大きくタイムをロスし5番手に留まる。

復帰戦となった勝田範彦/石田裕一

 2日目、未明に降った雨の影響で路面には一部ウエットパッチが残る難しいコンディションとなった。そんななかでも新井は好調を維持。ラリー最長のSS10『長篠設楽原1』でトップタイムをマークするなど、終始安定した走行を披露し後続を寄せ付けず、前戦ハイランドマスターズに続き2連勝、シーズン通算6勝目を飾ってみせた。

■新井「最後はコースオフしそうに……」


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